カテゴリ:京成電鉄・新京成電鉄
京成電鉄の数ある車両の中で、現役最古の車両系列となっているのが3500形です。3500形は、1972年から製造開始された車両で、京成では初の冷房車となりました。また大きな特徴として、セミステンレス車体(外板のみステンレス製)の採用があげられます。それまでは普通鋼製の車両しかなかった京成のイメージを大きく変える車両となり、イメージアップに大きく貢献しました。
1996年からは一部の編成で更新工事がスタートし、前面形状や内装が大きく変化しました。現在では更新工事を請けた編成のみが在籍しています。また京成の車両では唯一のセミステンレス車体となっています。 「その1」では、京成金町線で活躍する4両編成を掲載します。 柴又駅と京成金町駅で撮影した3516Fです。外観はまだまだ綺麗ですが、3000形など新しい車両が増えた現在では古さを感じるようになりました。 京成高砂駅で撮影した3524Fです。高砂駅ではホームの一部に柵があり、その柵が写り込んでしまいます。 柴又駅で撮影した3536Fです。 京成高砂駅で撮影した3500形の車内です。更新工事が施されているため比較的綺麗な状態を保っています。内装色や座席モケットは、同時期に新製された3700形などと同様なものとなっています。 車内の製造銘板です。上は3516F(川崎重工製)、下は3524F(東急車輛製)です。京成では現在川崎重工製の車両の導入はしていないため、川崎重工のものは貴重です。また、大榮車輌の銘板は更新工事の際に取り付けられたものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.01.13 00:00:13
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