カテゴリ:京成電鉄・新京成電鉄
新京成電鉄で現在最古の系列となっている、8000形を掲載します。8000形は京成3500形をベースに、通称「タヌキ」と呼ばれる独特なデザインの車体で1978年に登場し、その後1985年まで増備が進められ、新京成の主力車両となりました。
しかし、N800形など新車が続々と登場したことで8000形は置き換えられることなり、2011年から廃車が始まりました。2019年現在では6両編成2本のみが残っている状態でしたが、2020年1月には唯一ジェントルピンクの現行カラーになっていた8518編成が80000形に置き換えられて運用離脱し、現在はクリーム色に茶色帯のリバイバルカラーとなった8512編成のみが残っている状態です。 新津田沼駅で撮影した8512編成です。この編成は新京成全体で唯一のクリーム色に茶色帯のカラーリングとなっています。また、2020年1月以降は唯一の8000形でもあります。 8000形は、前面の大きな2枚窓に窓周りの大きな縁取り、丸いライト、側面の2段窓など、特徴が非常に多い車両です。 京成津田沼駅で撮影した、ジェントルピンクカラーをまとう8518編成です。8800形と同じく、白地に下部をピンク色としたデザインとなっていますが、前面の縁取りの部分は8512編成よりも濃い茶色となっています。 松戸駅で撮影した8518編成です。この編成は2020年1月まで残りましたが、残念ながら現在は廃車となってしまいました。 側面の方向幕です。8518編成は廃車が見込まれていたためか、最後まで駅ナンバリングのない旧式の幕を装備していました。 8512編成の車内です。新京成の車両で標準的な赤色の座席モケットや、ドア脇の鏡などが特徴的です。 新京成の現役車両では唯一、天井には扇風機が設置されています。東芝製で、「傘マーク」と呼ばれる旧ロゴが残っています。 車内の車番プレートです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.10.17 11:00:25
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