東北本線(宇都宮線)の宇都宮以北を中心に活躍している205系600番台です。それまで主に211系3000番台や107系が使用されていましたが、4ドア車に統一することになり205系600番台の導入が開始されました。
改造内容は日光線用の600番台と同様、ドアの押しボタン式への改造や暖房の強化などとなっています。また、車体の帯色がE231系・E233系と同じく湘南色になっており、205系の湘南色は初めての登場となりました。編成はY1・Y4・Y5・Y7~9・Y11~12の8編成が存在します。大半が京葉車両センターから転属した通称「メルヘン顔」の車両ですが、Y11・12編成のみ川越車両センターから転属した通常タイプの前面となっています。
宇都宮駅で撮影したY1編成です。元々は京葉車両センターのケヨ2編成でした。600番台ではトップナンバーとなっています。
205系では初となる湘南色の帯が新鮮です。
宇都宮駅で撮影したY4編成です。元々は京葉車両センターのケヨ3編成でした。
宇都宮駅で撮影したY7編成です。元々は京葉車両センターのケヨ8編成でした。湘南色の編成は、日光線の運用につくことも時折あります。
宇都宮駅で撮影したY9編成です。元々は京葉車両センターのケヨ10編成でした。
宇都宮駅のホームにもよく馴染んでいます。それまでの211系などに代わって、205系が宇都宮地区ローカルでの主力車両となりました。
宇都宮駅で撮影したY11編成です。元々は川越車両センターのハエ17編成でした。
Y11・Y12の2本は元埼京線の車両で、前面が通常タイプとなっているほか、行先表示器がLED式となっています。
Y1編成の車内です。日光線用編成と同様に、座席モケットが赤紫色となっています。
車内の車番プレートです。アクリル製のものが設置されています。