カテゴリ:シゴト
今、あるプロジェクトの中で数段階に分けて入れる資金の数回目という、いわば「ミニプロジェクト」みたいなのを担当している。
ターゲット日に資金が無事に入るためには、国境を越えてあちこちを行き来する資金のそれぞれの担当者に気持ちよく働いてもらえるように事前に余裕を持って手配しなければならないし 資金を出していい・・・というよりどころの契約関係を整えて、調印してもらわねばならない。 ここも国境越えだからけっこう大変だったり。 この仕事に関しては、昔銀行で身につけたスキルが大いに役立っている。 予想外に役に立っているのが、新人時代にやった外為送金のスキルだったり(爆) こういう仕事になってくると、事務を機械的に事務としてやっていくのも困難で それをとりまとめるとどうも、クリエイティビティーやリーダーシップが必要だったりする。 そして、契約→事務に落とし込む前のプロジェクトをまとめたそもそもの人が事務まわりもしっかり理解して、指示を出していけるのが一番だと思うんだけど そういう人は少ないのだよなー。 部の若手のホープくんと一緒にこの仕事をやっていて、彼は以前からやってるので 私よりもこの案件は理解はしてるのだけど 「この送金にみる余裕の日にちはプラス1営業日でオッケー」 とか 「国際送金は関係者各位に事前にお金の流れと、日付・金額・通貨・口座の詳細を理解してもらっておけば、事故は格段に減る」 とか 「欧州の署名権限者に気持ちよくサインしてもらうには、 下書き段階でもいいから契約書を送ってあげよう。翻訳版がないから、要点だけ英語でメールに書いてあげよう。ルールではやらなくてもいいことだけど、次回も気持ちよくこちらを信頼して署名してもらうには、こういうことをきっちり説明するのは大事」 とか私が言いながらやっていたら、 「すごいですねー。事務がわかってると、怖がらなくて、できることも多いのですね」 とホープくんが感心してくれた。 そこはねえ・・・事務は信頼関係で、気持ちよく協力してもらえれば事故は激減するし・・・。 銀行時代はそういうふうに、仕事を覚えたしなあ・・・と思ったり、 私も成長したんだなあ・・・なんて思ったり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.22 23:36:05
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