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先週、衝撃的に美味しいワインに出会いました。
それはエリック・モルガさんが造る「サヴニエール フィディス」。 シュナン・ブラン100%の白ワインです。 注がれた瞬間から、キラキラした輝きのある液体。 トロリとした粘性もあり、見るからにエネルギーがあふれ出ています。 健全に熟した果実味、 透き通ったミネラル、引き締まった酸味、 全てを包み込んでしまうボリューム感、トロリとした質感、そして長ーい余韻、 もう全てに圧倒されます。 クラックラです。 旨みが凝縮されいて濃厚でスケールも果てしない。 はぁ。旨い…。 左から2013年、2014年の「サヴニエール フィディス」(小売8500円税抜)です。 その次は、2014年「アンジュー・ブラン リトゥス」で日本未発売。 他の有名生産者のサヴニエールと違い、「貴腐果は一切入れていない」。 若いうちはいいが、熟成を重ねるとワインの味わいが重くなるそうだ。 この美しくみずみずしい質感は、そこから来るのか…。 以前は貴腐果を使用していたと思うので 年々ワイン造りが進化していっているということだろう。 正直いうと。 飲んで1週間経ちましたが、 このワインの全貌(というか、すざまじさ)はまだ半分も理解できていない気がします。 が、今この理解度の時点でも、ワインの持つパワーは圧倒的ですし、 受けた衝撃はすさましいものです。 これから何度となく飲みたい1本、見つけました 写真は、エリック・モルガさんと奥様をお迎えしてのランチ会のもの。 一皿目は、前菜の盛り合わせ。 魚介のゼリー寄せ、なすの冷製カレー風味、エスカベッシュ、コロッケ、キノコのムース等。 (写真は撮り忘れましたが) 二皿目はスープ。 三皿目はお肉料理、付け合わせはねぎのドフィノワみたいな感じのもの。 エリックさんは赤身のお肉以外だったら、シュナンブランはなんにでも合うという。 守備範囲は広いのです。 ワッシーズのお客様から、フランスのレストランで先日 ソムリエさんにエリックさんのサヴニエールをお薦めされたそうで 「飲んだら抜群に美味しかった。取り寄せできる?」とお問い合わせを頂きました。 このサヴィニエールをお薦めしてくれるソムリエさんて、ほんと素敵。デキル。 いや、惚れるw。 もちろん、お取り寄せできますよー! http://winestore.jp/search/item.asp?shopcd=17236&item=37913-000 (しかも、安いな ) そんじゃそこらのシャルドネなんて絶対太刀打ちできませんっ! そう考えるとこのお値段でもお買い得だと思います。 ベッカムにも似ている(?)エリック・モルガさんと、奥様と一緒に。 「サヴニエールは瞑想できるワインだ」というエリックさん。 飲み手にいろいろと考えてもらうことが出来るという。 ワインのラベルもそれに通じて、とても興味深いもの。 だまし絵的な要素もあるラベルです。 ワイングラスの中に2人抱き合って入ってる? ムートン・ロートシルトからも、ラベルの依頼を受けたことがある ベルギーの現代画家マルセル・アスカンがデザイン。 ムートンには「もうワインのラベルは1つ請け負っているから造らない」と打診を断ったそうw エリックさんの造るサヴニエール、なんせスゴイです。 到底言い尽くせません。 年末年始に絶対もう1度開けてみます。 ツネ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.07 16:39:43
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