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カテゴリ:主婦・雑談
先週の金曜日の夜
多分4年ぶりぐらいにカラオケに行った 一緒に この4年の間、劇的ともいえる様々な事が起きて それはまるでドラマでも見る事が出来ないような事ばかりの連続で カラオケに行って楽しく歌う・・・・なんてことはとても考える事が出来なかった ボウリングをするようになって2年 たまにボウリングに行かずに一人で部屋にいると 考えまいとしてもどうしても長女ちゃんの事を思い出してしまう そうなると気持ちがずっと深いところまで沈んでしまって何もできなくなってしまう 息ができなくなるほど苦しくなる時がある もともと外に出ていくより、家でひきこもってしまうのが常なので 一度そうなってしまうとなかなか難しいのである だから言い訳みたいだけれどひたすらボウリングを続けているのである で、カラオケだけれど この前由布院に一緒に行った時に「今度はカラオケ~~~」と約束をしていた では、さっそく行きましょうよーーーーと言うことだったのである H嬢はとっても歌が上手い そりゃぁもう、凄く上手い のびやかな声で歌う いきものがかりも絢香も幸田來美もホントに上手い ああ、若い人の声はいいなぁと聴き惚れる もちろん私も歌った・・・かなり前の歌だけどさ H嬢の生まれる前の歌の方がよく知ってるし 歌詞なんて見なくても歌えるし H嬢も「わーーーそれ、お母さんが歌ってた~」と言うし H嬢の最近の歌の間に、懐メロな私の歌 久しぶりに3時間近く二人で歌ってしまった 誰にも構わず、大きな声を出して歌うことがこんなに気持ちがいいだなんて 忘れていた感情だった 長女ちゃんもカラオケに行くのが大好きだった 歌もH嬢のようにとっても上手かった 今思えば、退院して家に帰ってきた時 一緒にカラオケに行けばよかったと時々後悔する 好きなことややりたい事を全部諦めて病気と闘っていた そんな長女ちゃんに対して、私は何もしてあげていなかった たまにはカラオケに行ったり、映画に行ったりすればよかったと今になって思う 長女ちゃんは時々 「もう少し体調がよくなったら、映画に行きたいなぁ」とか 「ピアノをもう一度習いなおしたい」とか そんな事を言っていた 私はたまに起きるかもしれない発作が怖くて それをかなえてやろうとはしなかった 今になって思えば、そんな心を満足させることが病気の進行を遅らせたかもしれない 余命1年以内と言われていても ひと月でも一週間でも1日でも長く傍にいて欲しかったのに 長女ちゃんの望みをかなえてあげる事をしなかった そんな思いがずっと胸の奥にあって 長女ちゃんが好きだったカラオケに行く事が出来ずにいた でも、H嬢と知り合って彼女の明るさとか優しさとか暖かさを感じるようになった時 H嬢の向こうに長女ちゃんがいるような気がした 彼女が仕事をしている姿は まるで保育士として働いている長女ちゃんのように思えた きっと、長女ちゃんもこんな風に 仕事に対して思い悩み苦労しながら楽しみや喜びを見つけていたんだろうと思った 保育士になってから、長女ちゃんからは色んな事を教えてもらう事が多かった H嬢からも教えてもらうことばかりである ひょっとしたら長女ちゃんが私にくれた優しさがH嬢なのかもしれない なんて事を思いながらカラオケのマイクを握っていた ポチッとクリック うれしいわ。 ↓ ↓ ↓ ![]() ↑ ↑ ↑ こちらを押すとOKよ! 今日は写真がなかったので カラオケに行く途中のコンビニで買ったコレ ![]() なかなか美味しい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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