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日本では米の消費が減り、米価が下がり農家は困っているという記事を見ます。でもスーパーの米はそんなに下がっていません、どういうわけでしょうか。
それはともかく、気候変動の影響で大豆、トウモロコシ、小麦などの不足が大問題で、値段も上がっています。中国は水不足対応や収量の多い米の開発が盛んで、先を見ているのに、日本は美味しい米とか、美食の話題ばかりで、余りに危機感がなさすぎるように見えます。 1603.9キロ! 袁隆平院士のグループが開発したハイブリッド米が記録更新 10月17日、湖南省衡陽市の村で、ハイブリッド米の父・袁隆平院士のグループが開発したハイブリッド米の年間生産量が1500キロの大台を去年に続いて2年突破し、新記録を樹立した。 湖南ハイブリッド水稲研究中心が検収した結果、晩稲の1ムー平均の生産量は936.1キロで、早稲の667.8キロと合わせると1603.9キロになった。「同じ所で連続2年、年間1500キロを超え、袁隆平院士の生前の目標を達成した。極端な高温にもこの品種は適応性が高いことを示した」 乾燥に強い稲の研究を進める 上海市農業科学院の研究員梅捍衛は2002年に羅利軍団と共に上海へ来て18年になる。彼は浙江農業大学に入学した時には農業や食糧の知識はなかったが、学ぶうちにこの目立たないが極めて重要な学科が好きになった。 1990年代から稲の生産量は高まったが、水稲は非常に多くの水を必要とする作物である。我国は水資源が不足しており、節水でき乾燥に強い稲の研究に向かうことになった。 上海は4000万元を投資して農業生物遺伝子バンクを作り、時の上海市農業科学院の院長は、中国水稲研究所の羅利軍団を招いた。住み慣れた杭州を離れ、無名の機関へ移ることに躊躇があったが、梅捍衛を中核とするグループが上海へ来て乾燥に強い稲の研究を始めた。 ゲノムの研究は大変だったが、20年近く経ち、今では国際一流の水稲の乾燥に強い品種を鑑定する技術体系を確立し、研究成果は国際舞台に立つようになった。 さらには農業に頼らずにデンプンを人工合成する技術の開発にまで取り組んでいます。 世界で初めてデンプンの人工合成でブレークスルー エネルギー供給が十分できれば、理論的には1立方米の大きさのバイオリアクターのデンプンの年産量は5ムーの土地に植えたトウモロコシのデンプンの生産量に匹敵する。 この合成技術は、90%以上の耕地と淡水資源を節約でき、農薬や化学肥料のマイナスの影響をなくせ、食料の安全を高め、持続可能な社会の実現を望むことができる。 中国科学院天津工業生物技術研究所がデンプンの人工合成でブレークスルーを達成し、二酸化炭素からデンプンを合成する新しい方法は国際的な雑誌「ネーチャー」に発表される。 デンプンは食糧の最も主要な成分であり、同時に重要な工業原料でもある。今は主にトウモロコシなどの農作物が光合成で炭酸ガスを固定して生産しているが、理論的なエネルギー転化効率はわずか2%程度しかない。 農作物の収穫サイクルは長く、大量の土地と淡水などの資源を必要とし、肥料や農薬なども必要になる。食糧危機、気候変動などに対し、太陽光、水、二酸化炭素からデンプン分子を合成することが科学者の目標である。 テレビにグルメや大食いの番組が多いのに驚きます。SDGsが叫ばれる中、価値観を変えるべきと思います。中国は確か食べ残しや大食いを規制する「反食品浪費法」を作りました。次の記事は健康、栄養のまともな記事ですが、長いのでタイトルだけにします。 過度に精製した米や小麦粉を追求するのは間違い 中共中央と国務院は「食料節約行動方案」を発表し、特に過度の精米や白い小麦粉を追求する飲食の誤解から抜け出すよう提案した。 1.精米や白い小麦粉になぜ人々は引き付けられるのか 2.過度に精製するとどのように健康に影響するか 3.全粒穀物はこのように調理すればよりよい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月03日 07時15分27秒
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