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カテゴリ:コーチング
今月はCTPで優位感覚を学んでいます。
私たちは耳から入る音、目から入る映像、肌で感じる触覚など、いろいろな感覚を通して物事を認識しています。その人がどの感覚を通して物事を最も認識しているか、という視点が優位感覚です。 ピアノを弾いている私たちにとってこれらの感覚をもっと使いこなせたらきっと演奏もすごく変わってくる!! と気合を入れて学んでいます。 今日のマイコーチとのセッションで、優位感覚をどのようにコーチングに活かしているか聞いてみました。 プロの演奏家を多くクライアントに持つコーチの優位感覚の使い方はさすがに奥が深い! 私もレッスンに役立てようと意識してますが、なんだか自分の使い方が表面的でうすっぺらく感じてしまいます。 特にどうしても人は自分の得意な感覚に頼りがちだけど、だからといって他の感覚がない訳ではなくただ使っていないからほこりをかぶっているだけ。それを磨いていくことも大切という話が印象に残りました。 聴覚、言語感覚が強くて視覚や触覚は弱いな~と感じていた私。 そんな私にコーチからの身体で感じる触覚からのアプローチ。 コーチ「渡辺さんにとって弾いていると心地よくてあったかい感じになれる曲は何?」 私「ショパンの舟歌を弾いてるとなんだか感じる温度が上がってくるような」 コーチ「じゃ逆に冷静になれる曲は?」 私「スクリャービンの練習曲とか弾いてると客観的に落ち着いてクールダウンしてくる感じですね」 こんな会話から私にも身体で感じる部分はしっかりあり、ただ今まで意識してそれを使っていなかっただけだったと分かりました。 言語感覚の強い人はどうしても頭で考えるお利口さんの演奏になってしまいがち。(私もそんなところがある) そんな時はその場面を体感するような触覚にアプローチした質問をして、その温度や感情を味わってから弾くと劇的に演奏が変わるそうです。 秋にフォーレを弾く予定の私。 優位感覚を出来るだけ使って練習してみようと心に決めました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月24日 12時41分17秒
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