地域の中にあるといいなと思ったもの。
現在、日本とカナダの子育て支援の違いについて書かれている本を読んでいるんですが、それを読みながら、「どんな子育て支援センターや青少年センターが理想的なんだろう。」と自分なりの考え方も加えて考えてみました。・両親がフルタイムで夜遅くまで働く為に、長時間の保育が必要な子ども(幼児も学齢期の未成年者も)の支援。・育児ストレスでまいってしまっている両親にしばらく息抜きをしてもらうための、 専業主婦の子どもも対象とした一時デイサービス。・兄弟の居ない子どもが年代を超えて、異年齢の友達や遊びを教えてくれる青年指導員とともに遊べる空間。・悩みを抱える母親、思春期の青少年への悩み相談や健康相談。・社会で孤立しがちな様々な『マイノリティの母親』や『マイノリティの子どもを抱える母親』(マイノリティ=在日外国人、障害児者、有病者、依存症者、被差別部落出身者、性同一性障害児者、同性愛者(児)、)の育児支援・子ども本人のサポート・セルフヘルプグループの形成支援。・不登校児・引きこもり児への訪問相談・訪問授業など。・青少年同士あるいは、世代を超えて青少年から老年世代までともに学べる社会教育の機会の提供。 考えるとまだまだありそうできりがありませんが、行政職員、医療・福祉・保健・心理・教育の分野の専門家や地域の人、近隣の学校のPTA組織・児童&生徒会組織、民生・児童委員、学生アルバイト・ボランティア、がお金と力とアイデアを出し合って、運営していけるといいのになぁとつくづく感じました。 特に、自分自身が子どもだったころのことを考えると、同性愛の児童生徒の場合、同性愛者としてのセルフヘルプグループで自己肯定感を身につけるとともに、自分自身の身に降りかかったことを改善してよりよい社会作りをしていくために、他のマイノリティと協力して改善にとりくんでいけるよう、他のマイノリティとの交流などもできればと思いました。そして、このことは同性愛者の場合に限らず、他のマイノリティに関してもいえることですし、マジョリティの子どもへのマイノリティの子ども理解の機会の提供なども地域の中で共存できるように進めていけるといいんじゃないかと思います。