同性愛者は現代社会の病気なのか?
THE BREEDERS さんのブログ へのトラックバック書き込みです。>同性愛や性別倒錯は病気じゃない。しかし、この説明は人間の身体を原因と考えた場合に>成り立つものである。同性愛は現代社会の作り出した病気(それが善か悪かは別として)>ではないのか?その辺がぼくの気になるところである。 筑波大学名誉教授・精神科医の小田晋さんは、「明治維新以前の日本は同性愛に寛容だったんです。明示時代の学者や教育者が、旧ドイツのプロイセンを手本として学んで以来、以前から欧米にあった『ユダヤキリスト教の一部の思想とか、19世紀ドイツの衛生思想の、同性愛は悪』という考え方が持ち込まれ、異常なものとしてみるようになっただけなんです。もともと、同性愛を悪だ、と考えていた欧米が容認に向かう中、昔から肝要だった日本人が今でも、同性愛を罪悪のように考えているとしたら、これは一種の東西のすれ違いの現象で、まことに皮肉なことだといわねばなりません。」と述べている。 また、一般に人間の同性愛者の分布はどのような文化圏にも一定の割合で存在するといわれており、人種・知能・文明(先進都市、発展途上国の原始共同体)・経済体制(資本主義・社会主義など)・同性愛者への寛容さ(同性婚を認めている国・同性愛者が死刑と定められている国など)に関わらないといわれてます。 また、人間以外の動物でも ・アカゲザル=メスの居ない環境だと、雄同士の間で同性間の性交渉が見られる。 ・ゴリラ=雄同士で同性間で性交渉が見られる。 ・バンドウイルカ=オスが発情期になると他のオスの原の柔らかい部分にペニスをこすり付け射精をする行為が見られる。 ・ある種のトカゲには雄同士の交尾がある。 といったことが知られています。