陰陽師と式神と私

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先般、壮絶な最期を遂げて散華した或る式神の交代要員として
新たに式神を迎え入れました。

それは…、ミシシッピーアリゲーターガー。

昨日、さる所に迎えに行きました。

一般的には熱帯魚なので寒冷地域では保温しなければ生息できないのですが、
ある程度大きくなり、また夏ごろからずっと外飼いしていれば、
順応してある程度の寒さでも保温なしで越冬することが可能になります。
現に「タマゾン川」と称して多摩川では、飼いきれなくなって放流されたアリゲーターガーが何匹かが越冬しているという話を聞きます。




今回迎え入れたアリゲーターガーも既に1メートルを超える大きさに成長している個体です。



しかしながら外の巨大水槽の中でほとんど冬眠状態になっているので、
暴れることもほとんどなくスンナリとタモに入り、
用意した水槽にも簡単に収まりました。



すんなり収まったと言っても1メートルを超える巨体を水槽から引き揚げるのは
大人二人がかりでした。





用意した水槽に入れてみると…、やはり大きい！

写真で見ると小さく見えるかもしれませんが、
用意した水槽のサイズは90センチ×60センチくらいの大きさで、
その中で体を折り曲げていました。



帰り道、水がこぼれないようにしっかりと梱包して、
注意しながらやっと持って帰りましたが、
たまに車の後方でボシャン、ボシャンと跳ねる音がして、
ハラハラドキドキでした。

無事に飼育するための水槽に移し替え、ホッと一安心。

とは言えプラ舟ジャンボ400と云うある程度大きさのある水槽ですが、
何しろ巨大なので、ギリギリと云った感じでした。


この水槽の大きさは約幅129.5×奥行86×高さ45.7ですが、
魚が大きすぎて写真に撮るとさほど大きくも見えません。





このアリゲーターガーの名前は「囘天」と名付けました。

将に人間魚雷「囘天」級の巨大魚です。

式神として最大限の功績を挙げることを期待するところ大です。