陰陽師と式神と私

2012/05/04(金)03:40

敬神

陰陽師のメールマガジンを購読ご希望の方は下記の要領にてご登録下さい。 それぞれのメールアドレス宛に空メールを送ると、 登録・解除することができます。 登録用メールアドレス sub-186178@mc.melma.com 解除用メールアドレス us-186178@mc.melma.com 登録用の際は、必ずご利用規約をご確認の上ご登録下さい。  http://melma.com/contents/law.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 人気ブログランキングへ      ↑ クリックしてもらえると励みになります。 平成24年5月3日、豪雨の中、明治神宮の春の崇敬者大祭が斎行されました。 例年は5月の風薫る中、爽やかな中、祭典が斎行されていますが、 今年は今までに体験したことの無い、5月にとてつもない豪雨に見舞われる中、 厳かに祭典が斎行されました。 ところで、毎年春と秋に崇敬者大祭が斎行されますが、 毎回、祭典に参集する明治神宮の「崇敬者であると思われる人々」の 実態を書き連ねたいと思います。 先ず、祭典は約1時間行われますが、約7割の人々が最初から最後まで 私語をし続けています。 ひそひそ声であったとしても、約千人の声ともなれば騒然としてしまいます。 また話の内容が祭典とは全く関係の無い、情報交換や旅行話などの世間話です。 そして身だしなみのひどさは言いようがありません。 大方60代から70代の男女いずれも、 かぶっている帽子を祭典の最中取ることはありません。 また、ジーパンのような作業着で参列する者あり、 普段着の様相を呈している者あり、 凡そ、敬神の念を持ち合わせているとは思えない服装の乱れです。 一体、これは何なんだ! 団塊の世代の愚民が、何でこんなに明治神宮の崇敬者として存在しているんだ? と常々疑問に感じていたところ、夫が分かりやすい説明をしてくれました。 「要は観光に来ているだけだ」です。 あるいはご利益目的です。 以前も書いたかもしれませんが、明治神宮の崇敬会で靖国神社参拝をしたところ、 直会の盃を返却せずに無断で持ち帰った人が千人以上いたという、 信じられない盗人だったということです。 まあ記念になどという意味不明の魂胆で持ち帰ったのでしょうけれども、 明治神宮に於いても目の前で盃をポケットに忍ばせている連中が結構います。 こういう日本人としてあるまじき道徳心の欠如した人間が 圧倒的多数を占めるのが団塊の世代、と言われる人々です。 神社にただ観光とご利益を求めることしか頭にない連中が 明治神宮の今の崇敬者の実態です。 あまりにも愚かしい。。。 ところがこれほど醜い日本人が溢れる中、 何とアメリカ人と思しき青年(恐らく30代くらい)が ピッシリとスーツを着用し、崇敬者のピンバッジを胸元につけ、 君が代をはっきりとした日本語で美しく斉唱し、 祭典の最中威儀を正して、座っていました。 また金髪の方、というぐらいで人種は良く判別できませんでしたが、 家族で参列された方など、何人かの白人の崇敬者をみかけましたが、 いずれもきちんとした服装で参列されていました。 日本人は戦後、GHQによって徹底的に日本の教育を破壊され尽くしてしまいましたが、 その結果生まれたゾンビのような、 およそ日本人として認められないような不可思議な人種が誕生し、 日本人としての素養が全く認められない人々が我が国を席巻しています。 ところが日本に徹底した個人主義、利己主義を植え付けた国の人間は どうやら左程、ひどい考え方では無かったように思えてきます。 戦前の日本に於いては神社にお参りしたり、 祭典に参列する時の作法について学校教育の修身などで教えられていました。 ところが戦後は日本人としての素養を身に就ける為の修身教育が否定され、 ただ自由に思いのままに生きろ、ということが主張されて、 日本人として生きることを否定されて今日に至っています。 GHQの占領下の6年8ヶ月の間、家族で神社にお参りする事さえ禁じられたそうですが、 その時に子供だった世代の人々のなれの果てが、 今日の60代、70代の大方の日本人としてはあり得ないみじめな姿です。 神社への正式参拝、御祈祷を受ける際、祭典参列に際しては、 洋装の場合は男性はネクタイ着用が原則、 地鎮祭・竣工祭など多人数の参拝の代表を務める時には ダークスーツや略礼服が相応しいとされています。 女性は男性に準ずる服装です。 和装の場合は男性は羽織袴、女性は黒留袖、訪問着等です。 このように神社にお参りするということは、 あくまでも敬神の念をもち、それに相応しい恰好でお参りするのが当然のことです。 それをただの観光地、パワースポットなどと思い違いをして 普段着、遊び着などを着用したまま、 ご本殿に参集する際にも帽子も取らないなどという 御祭神に対して不敬極まりない態度をとっているのが昨今の日本人の現状です。 神社のお参りの仕方に限りませんが、 子供の時から日本人としての最低限の素養を身に就けることが出来るように 修身教育を復活させることが肝要であるとしみじみ思った次第です。 5月3日の明治神宮春の崇敬者大祭に参列し、 今一度、明治天皇の御聖徳に思いを致し、 その御聖徳を今こそ、国民は思い起こして 明治の精神に立ち返り、独立自尊の精神を以て 日本復古を成し遂げなければ、 主権国家たる我が国の存続は為し得ないものとの思いを強くした次第です。 明治神宮神楽殿入口にて、端午の節句の飾り

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る