京都の景観と、ちょっとした心の葛藤
最初にお伝えしておきますが、私は京都の景観条例を廃止しろと言いたいわけではありません。そもそも建築の専門家でも法律家でもない、ただの一般的な人間の独り言だと思って、気楽に読んでいただければ幸いです。
京都には「景観条例」というものがあります。歴史的な街並みを守るためのルールは他の都道府県にもありますが、京都のものはやはりレベルが違うなと感じます。普通の地域では許されるようなデザインや色彩も、京都では許されません。
分かりやすい例で言えば、コンビニです。京都のコンビニの看板には、私たちが普段見慣れているような鮮やかな「色」がありません。街に溶け込むように、茶色や黒を基調とした落ち着いたトーンに抑えられています。
おかげで美しい街並みがしっかりと守られているのは間違いないですし、本当に素敵だなと思います。
ただ、普段カラフルな色彩に囲まれた場所から京都にやってくると、その「京都らしさ」に感動すると同時に、どこかほんの少しだけ「寂しさ」を覚えてしまう自分もいるのです。
「でも、歴史ある景観を守るためなら、これくらいはしょうがないよね」と納得する自分と、少しの物足りなさを感じる自分。人間というのは、本当にめんどくさい生き物だなとつくづく思います。
そんな風に、目にする景色一つで色々と考えてしまうのも、京都という街が持つ独特の魅力のおかげなのかもしれません。
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