チョコとモンとミルとマフィンとのひとしずくな毎日

2010/01/06(水)19:12

お見合い第2回、今度は成功!?

チョコモンミル日記(189)

では予告通り、4日のお見合いの話を・・・ 最初は全くの遊びで陶芸の先生と美弥ちゃんと神戸にドライブに行く予定でした。年明けから高速が1000円になるってことだったし、先生が月曜休みで帰省ラッシュも終わってるだろうから、ということで。でもモンの四十九日に届いた1通のメールで、トントン拍子にお見合いの話が進みました。当日は長時間の運転になるので、「早く寝なくちゃ」と思うのですが全然寝付けず、枕もとのモンの写真に話しかけてたら1時を過ぎました。チョコもなんだか私達のドキドキ感を解っているのか、2日から連続してモンのハウスで寝ています。自分のハウスはトイレ専用。モンのハウスにはおしっこをしないんですよ。2軒使って贅沢しています。おねえちゃん、わたちのえらんだこをちゃんとみてきてね、たのんだわよ。ぺろぺろ。朝7:30に出発して先生の工房へ二人をピックアップに向かいます。助手席にはグーグー爆睡するチョコ姉さん。おやつとドリンクを持った遠足気分の二人を乗せて一路大阪へ。途中渋滞もなく2時間かからず預かりボランティアさんのご自宅の近くのホームセンター駐車場へ到着。電話をしたら、妹候補のサリーちゃんを連れてきてくれました。私サリーちゃんだけど、ミルフィーユちゃんになってあげてもいいわよ、ふんふん。普通より短い尻尾をブンブン振って、初対面の私達にも全然吠えることなく、なでたり抱っこしたりさせてくれます。とっても愛想の良い人間大好きっ子です。チョコ姉さんよりも1キロくらい重くてむっちりしています。保護された時はアバラ骨が浮いていて、預かりさんが愛情を注いでご飯をあげたりお世話をしてくれたので、健康的になったそうです。シッポが短いのは母犬がへその緒と間違って噛み切ってしまったかも、ということ。出産経験が何度かあったらしく、ソケイヘルニアなのに出産をさせ続けた悪徳ブリーダーに飼われていたようです。毛色が珍しいので産んだ子が高く売れたのでしょう。とうとうヘルニアがゴルフボール大になり、手に負えなくなり保健所に処分して欲しいと持ち込んだそうです。だからずっと狭い檻暮らしだったのでしょうね。お散歩が大好きで3時間でも歩くそうですよ~。目がブルーアイなので将来目に障害が出る可能性もあります。普通なら保健所ではこのように病気を持ってたりすると処分されるグループに回されてしまうのですが、たまたま担当した係員が「こんなに大人しいのならひょっとして里親さんが見つかるかも」と、譲渡してくれたのだそうです。すごい強運の持ち主です。これは、誰も信じてくれなくていいんですけど・・・私前世がユダヤ人だって言われました。すごくホロコースト関係の映画とか本とかに惹かれてしまうんです。なんだかその話を聞いたときに、アウシュビッツで生き残ったユダヤ人の男の子の顔が浮かびました。「ソフィーの選択」の映画の中で二人の子供を二つの列に並ばせるシーン。前回のお見合いでチョコ姉さんが口から泡を吹いてしまったので、bonnyさんのアドバイスに従って、車の後部座席に毛布を敷いて、チョコがいつも使っているベッドを置いて、臨時のチョコルームを作りました。そこにサリーちゃんを入れたら、チョコが早速お尻の匂いを嗅ぎに近づきました。でもサリーちゃんは怖がって美弥ちゃんの方へ逃げて行きます。そうそうこのくらい臆病な方がいいのよねと思ってたら、だんだん慣れて来て、チョコ姉さんの方にも寄って来てくれました。光の加減で色が変わって見えます。チョコは嫌な犬だと尻尾を丸めて逃げ回るのですが、今回は尻尾を振りながら大人しく匂いを嗅がせています。私達がサリーちゃんに注目していたのに、急にチョコの話題になって、自分が注目されなくなると怒ってキャンキャン言ったりしましたが、預かりさんの話ではサリーちゃんは自分より年上の犬と年下の犬を見分けて、上の犬には服従するタイプなので、小さくて若く見えるけどチョコ姉さんは自分より年上だと認識したみたい、とおっしゃっていました。最初はお宅に伺って、先住犬との関係とかを見せていただこうと思っていたのですが、1時間近く一緒に居て何も問題がなさそうなのでここでお暇しました。帰る時には自分から車にピョンピョン乗ってきて、一緒に帰ろうとするサリーちゃん。もう少し待っててね、うちの子になったら一緒にいろんな所にドライブに行こうね。預かりさんは、「性格はいい子なのに、病気があったり目のせいでどうしても可愛い写真にならないし、全く里親の申し込みがないので、このままどうなるのかしら」と思っていたそうです。ペットの病気サイトを読むと将来的に白内障になりやすいとか年とともに失明する可能性があるとか、怖いことも書いてありますが、長生きすると思ってたモンが突然死んでしまったり、何があるかなんて解らないじゃないですか。それに我が家には専業主婦の私が居て世話をしてあげられるし、夫ががんばって働いてくれるおかげで、病院に連れて行く余裕もある。預かりさんのところには、年末の30日にどうしても寒空に置いておけなくて、お仕事をされているのにもう一匹保護した犬がいるそうです。だから今は5匹の大所帯。サリーちゃんのように大人しくなくてやんちゃなので大変だそうです。私達がうちにこの子を迎えることで、席が一つ空いて、救われる命がひとつ増えるんです。どうしてもモンが見つけた子のように思えて、無謀だと言われるかもしれませんがこの子を幸せにしてあげたいと思いました。他にたくさん里親の申し出があって人気の子だったら、別にうちじゃなくても幸せになれるでしょう。あんなに可愛かったモンだって、なぜか7ヶ月まで売れ残って私の子供になるのを待っていたとしか思えません。サリーちゃんも待っててくれたのかも。私達夫婦とチョコ姉さんに幸せを届けに来てくれたと思いたいです。とりあえず今月中に保護団体の方がわざわざ徳島まで連れてきてくれます。どんな環境で育てるのか、本当に里親として大丈夫なのか私達が審査されるのでしょう。ワクチンやかかった病院代の一部、交通費を負担して2週間程度のトライアル期間を設けます。もしチョコ姉さんとその期間どうしても合わないという事態が起こったら、お返しすることになります。そんなことにならないように、私もあまり留守にしないでじっくり付き合ってみようと思います。夫はミルフィーユちゃんと呼ぶと決めているので、預かりさんに、「あと2週間、ミルちゃんって呼んでくれますか」とお願いしました。うちに来てすぐに「ミルちゃん」という言葉に反応したら夫が喜びそうだから。親バカ父ちゃんはもう新品のベッドを二つお揃いで買いました。うちの子になったらモンの洋服は着れそうにないので、早速チョコと同じ服をミルちゃんサイズでオーダーしろと言われています。ジャンプ力が強いので2階への階段を登らないように躾けないといけません。ダックスは椎間板ヘルニアになりやすいので。帰りに大阪、神戸で買い物をいっぱいしてきたのですが、その話はまた明日。

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