あおっちの好きなこと三昧

2007/04/05(木)15:18

さいきんあおっちはナニをやっているのかというと…

おススメ本(マンガとか)(3)

出ましたね~、「暴本」最新刊! 最近、あおっちはビーズ作品も作らんでナニをやっておるんだ!と、お思いの方ももしかしたらいらっしゃるかなぁ…? 最近、まとまった時間がうまくとれなくなった分、細かく時間が空いて、そこでやっているのが読書。といっても、そんな難しい本を読んでるわけではナイのですが。 もともと、でかいかばんに本を2~3冊入れて持ち歩く活字ホリッカーなので、「秋だから」とか、そんな理由じゃありませんが。 で、面白い本をちょっとばかりご紹介。 「暴れん坊本屋さん」は、コレ、本屋で働いたことがあるヒトなら、すっごく共感できると思うんですよね~。「本屋」とか「出版業界」とか、意外と知られてないことが多いし、実はかな~りアナクロでアナログだし、一応(笑)客商売ではあるし、ネタの宝庫なんですよね。 そして、店主さんからバイトさんから正社員さんまで、個人のスキルがあまりにも差がありすぎるのもこの業界の特徴です。番子さんは、絵とかPOPとか描けていいな~。でもあおっち、児童書の担当はイヤだな。買切多いし(笑) 完結しましたね、「エマ」。前の巻ではどうなることかと思ったけれど。 作者の森薫さんは、とってもよく調べて描いてらっしゃると思います。すごく面白いし。でもね、あおっちが知る限りでは、表立ってはあまり語られませんが、イギリスは現在も純然たる階級社会だそうで、「身分の差」というのもいまだに存在しているそうです。「エマ」も「シャーリー」も、「貴族階級」は詳しく描かれてるのではないので、その辺がどうだったのよ…と思う向きには、 こちらをオススメします。たぶんきっと、こっちがほんとうの当時のイギリス社会の雰囲気なんだと思うんですね。 当時の貴族にとって、メイドとかは「使用人」という生き物で、それは極端な話、おなじ人間というより家畜やペットや宝飾品に近いんだよな…と、思うんですよ。で、この本はそれがとてもストレートに出ているので、読み手の受け取り方によっては気持ち悪くなっちゃうかな…とも思いますが。 しかし、「聖ライセンス」を描いていたころから、なんか違う匂いのする作者さんだな~と思っていたんですが、この作品で開花した感がありますよね。11月の新刊が待ち遠しいなぁ。 高価いコミックスばかりでごめんなさ~い。これも大好きで、しょっちゅう読み返してます。 ひとの死に関わる職業は、なかなか表にでてきませんが、なかでもこの「エンバーマー」という職業は、火葬がほとんどの日本ではかなり珍しい職業で、なおさらこの本を読むまでは聞いたこともありませんでした。 でも、読むと、立派な会場で葬儀を大々的におこなうより大事なことかもしれないな…と思いました。あ、ちなみにあおっち限りなく無宗教に近い新教徒で、仏教的考え方はよくわかりませ~んという大前提付ですが。 この本がきっかけで、いまあおっちは、ちょっとずつ作者の三原ミツカズさんの本を集め始めています。お財布に余裕があるときに、ちょっとずつですが。どれも面白いですよ~。 次は軽め(微妙~)のをひとつ。「もやしもん」現在、3巻目まで出ています。 大豆インクですね。みなさん、カバーまでめくってちゃんと見てますか~? これね、この本のこの面白さが上手く伝わるように、ちゃんと説明できないんだよね~。ええと、食品衛生学とか、公衆衛生学とかを学んでいるとより愉しめますが、学んでいなくても何の問題もありません。 あおっちいままで何人かのお友達にこの本貸し出しましたが、全員面白いと言ってました。はい。次の巻がなかなか出ないのは、あおっちのせいじゃありませんので、あおっちを責めないように。 WOWOWでアニメになってたり、冲方丁さんの小説版が出ていたりもしますが、あおっちがいちばんオススメなのは夢路キリコさんのコミックス版です。 冲方丁さんのしっかりした骨格のあるストーリーと特徴のある台詞回しに「詩」や「詩人」の謎。夢路キリコさんの躍動感と迫力のある絵や、なんとも魅力的なキャラクター造型。 とくに、夢路キリコさんの絵には惹かれます。醜悪なはずのガーゴイルがどうにも哀しくみえたり、激しい戦闘シーンのリアがとても美しく上品にみえたり。なんの予備知識もなく、表紙の絵だけで1巻を手に取ってしまいました。当たりで嬉しい で、どうせならアニメもこの路線でやって欲しかった…くうっ… オマエはもっとフツウなマンガは読まんのか!という方のために…っていうのも変か。 というか、普通かどうかはちょっと既にアヤシイ。フィギュアの種目のなかでも、アイスダンスは大好きなので思わず手にとったのですが、なんか…少なくともスポ根ではナイ…です。表紙の彼女の過去にいったい何があったのか…。この1巻では、ナゾは深まるばかりナリ…

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