「星模様恋模様」 浅見茉莉
こちらは、月末購入分より更に前に買ったもの。
前回中古で買ったのが当たりだったのもあって久々に浅見さんの本を新刊で購入。
イラストがシロさんだったのもあるかな^^;
大学教授の垰とパート秘書として雇われた紅林の話。
宇宙工学の研究一辺倒で自己中心的(てか研究に没頭しすぎて周りを見てない)な垰。
最初は、何だか俺様キャラに見えたりして、あんまり好きになれなかったんですが、
後半に行くにつれて、不器用だけど不器用なりの優しさが見えてきて、何だかツボに
はまってしまいました^^
一方、勤めていた会社の上司兼恋人だった男に結婚を理由にあっさり振られ、
大学教授秘書(そんな職業あったんですね~。全然知らなかった)に転職して、垰の担当に
ついた紅林。
色々と、結構可愛そうな扱い受けてますね^^;
垰には色々と振り回されるわ、あっさり捨てた元恋人にまた付きまとわれるわ・・・・・
最終的には、色々と行き違い・思い違いがあったけど、ハッピーエンド♪
よかったよかった。
ただ、最後までいまいちよくわからなかった垰の社会的地位^^;
あんなお偉いさんの結婚式のスピーチを頼まれるぐらいだから、何気にすごい人だと
思うんだけど・・・・ね。
あと、あんまり星の話は出てきませんでしたね。最後の方にちらっと出てきたぐらい?
あとは星の探索機とか・・・・・まぁあまり専門的すぎる事を書かれてもちんぷんかんぷんに
なっちゃうけど。
もうちょっと星のロマンチックな話とか交えて欲しかったかも。
その分、多少重い部分もあったけど、比較的さらっと読めたお話でした。