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今日と明日と昨日が秋の起源(ウアシユプルンク)を隠す
きみがたばねていく道に夜がどこまでも同じ闇に沈み、木も「この根は海に続いている、そこを故郷(Heimat)として何が悪い?」とつぶやくようだった どこからも「異質な言語」(aliena lingua)は聞えない、そうきみはいう、しかしそのとき「前」と「後」の間に存在しているきみの足もとに秋の荒野は始っていたのだ 「たとえわれわれが愛するのが遅れたとしても、愛の応答において遅れることがないようにしよう」 愛さないものは誰もいない だが問われているのは… 夜鳴く秋の虫が鳴いている、世界の前にも後にも鳴き続けるだろう こうしてきみはやはり虫が秋に帰属するように、すでに秋に帰属している この秋の繰り返しを模倣することが自己の構造であるかのような錯覚にとらわれて たとえ鳴くのが遅れたとしても、その応答において遅れることがないようにしよう きみのために寒い夏の死が用意されて 棺の中の小窓から死がめがねをかけて微笑んだ、後にいるものは激しく泣いたが 寂しく飾り立てた一艘の舟のように今日と明日と昨日を曳いてきみは消えていくだろう そして「前にある」もののために、もう一人のきみが呼ばれる AND AS "THE DOG WITH ITS NOSTRILS TRACKING out the fragments of the beasts’limbs, and the breath from their feet that they leave in the soft grass," runns upon a path that is pathless to men, so does the soul follow the trail of the dead, across great spaces. とD.H.ロレンスは書く 犬のように霊魂は死者の足跡を追いかけるのだ、道なき道を (誤って「秋のために1」を消してしまった。思い出しながら書いている。しかし、こうして少しずつ出来ていくのだろう。でも締め切りは、明日だ。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 5, 2003 02:44:37 AM
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