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今日(24日)、午後衛星テレビのニュースを見ていたら、グルジアの政変のことを、世界の各局が伝えていた。BBCはじめ、フランス、ドイツ、韓国、もちろんロシアなどがトップニュースに近い扱いで放送していた。シュワルナゼが大統領を辞任したことを、流血のないビロード革命にたとえていた。
石油利権を狙って、このクニを世界中の企業と政府が狙っているわけだが、とりあえずは野党の無血革命に終わった今回の交代劇を前記のメディアは精一杯言祝いでいた。 6時頃からのニホンの民放のどのチャンネルをまわしても、相も変わらずのラーメン屋日本一とか、キムさんの豪邸の話とか、湖底の怪獣などという素晴しい番組ばかりで、このグルジアのことについての報道は一局もなかったようだ(正確ではない)。 7時のNHKのニュースで取り上げられたが、もう事態は少し異なっていて、賞賛一辺倒の例の海外の放送とはトーンが全然違っていた。野党の正統性を認めないというようなグルジアの地方の知事クラスの発言が紹介されたりした。カスピ海からグルジアを通過しての石油のパイプラインのプロジェクトにはニホンの会社も参加しているらしい、それがどうなるか心配なのだ。 どっちが正しいのだろうか?よくわからない。あの歓喜に踊り狂っていた民衆の姿だけが心に残っている。 スターリンの生まれたところ。英語表記ではGeorgiaです。わが心のジョージア! by peco’s botanical gardens 菊坂は今も貧しく一葉忌 井耕 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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