詩人たちの島

　午前中、横浜の義兄一家来訪。体調があまりよくない義兄も今日は嬉しそうだった。京都で勤めている甥も彼の父である義兄に繊細な心くばりをしているのがよくわかった。三時前に疲れるといけないからと帰っていった。義父も元気。一族団欒の写真を撮る。
　
　遅い年賀状を酒を飲みながら書く、なかなか終わりそうにない。毎年のことだ。でもなぜか心安らぐひと時である。休憩してテレビを見たり、音楽を聴いたりする。でも酒だけは飲み続けている。その合間に書く。女房は片付けなどの仕事が終わっていつのまにか二階でピアノを弾いている。最近はよく弾く。日課のように。

　大晦日は日記を書いてから（未完成）、友人が住んでいる高幡不動に午後11時過ぎにゆき、友人夫婦と英国に留学していて一時帰国している彼らの娘さんと彼女の学友で遊びに来ているイギリス人の女性ヘイサードと一緒に不動尊へお参りする。圧倒的に若者たちが多い。出店の多さ、縁日みたいだ。初詣を済ませ、終夜営業している居酒屋でみんなで飲む。ひさしぶりの英語会話。正月の３日間終日運転している京王電車で北野に帰ったのが今日の２時前。初詣で何を祈願したのか忘れてしまった。

　みなさん、今年もよろしく。この世界と、この自分と、隣の人々が、相互に思いを交わせる年でありますように、そしてまだ生まれてこない、形にならない、しかし切実な各自の思いや願いに、
I love you so much!と呼びかけます。