詩人たちの島

土曜日だ。随分寝てしまった。寝ていると寂しくなる。起きてみたら疲れている。で、また寝る。散歩に出る気力がない。本を読み散らしているうちに午後だ。明日のことが、明日は読書会で、その本はまだ半分ぐらいしか読んでいない、その本のことが気になる。その本を開くが集中できない。そのうち夕食の時間。焼酎を飲み始める。二階にあがり、この日記を書き始める。これを書いたら、それを読むのだと決意する。なんだかまた寂しくなる。でもこの寂しさは、いい寂しさだと思う。


by peco's botanical gardens

…

茂れ、さんざし、
　　　　茂れ、
いつまでも、斧、
風、かみなりも、
　　　　　時も、
おまえを倒すな。

　　　　　　　（『ロンサール詩集』より・井上究一郎訳）