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詩人たちの島

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April 16, 2005
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「瑠璃の島」というテレビ・ドラマが今日から始まった。日本テレビで、9時から。今、その第一話を見たばかりだ。脚本は森下桂子という人だ。拓也も見たかしら?去年の何月?だったか、ティーチイン沖縄のシリーズで都立大で講演した森口豁さんの原作だよ。あのとき、森口さんが話をしたドラマがこれだったのだ。脚本家との確執の話はまだ覚えているよ。

第一話だけを見ての感想だが、出だしは上々だね。森口さんは、nhkの朝ドラのような「沖縄もの」にだけはしたくないと語ったが、たしかにそういう感じはしなかった。過疎化の著しい離島の小学校。その学校を存続させることが島の存続と同等であるような状況が提示され、都会のわけありの少女を、島出身の初老の男が里子にして連れて行くということからドラマは始まる。こころの傷を負った少女に、殺人をおかしこの島に逃亡した青年がからむ筋が伏線として語られている。これからの展開が期待されるドラマだと思った。一番いいのは「幼稚でない」のがいい。主人公の少女も自分の現在に結構自覚的に生きている。それを見守る人物たち、緒方拳演じる里親とその妻を演じる倍賞美津子の存在と演技もとても自然で、みょうに誇張されることがない。

テレビドラマは久しく見てなかったが、土曜日の9時という時間帯もいいし、これからなるべく、この少女の成長を中心にしたドラマの成り行きを追ってみたいと思った。

今日やったこと。散歩がてらにブックオフに行き、以下の本とcdを購入した。
「カフカ、映画に行く」(H.ツィシュラー著 みすず書房)みすずの本がここにあるなんて驚きだっだ。今日だけだろう、しかも一冊。きれいな本だ。
「ミシェル・フーコー」(フレデリック・グロ著 文庫クセジュ 白水社)
cdはBrittenのVariation on a Theme of Frank Bridgeをはじめ、Vaughan Williams、Stravinskyの曲を、カラヤン指揮でフィルハーモニアが演奏したもの、これはお買い得だと思った。

今日読んだ本。
大岡昇平「野火」。何度目かだが、寝る前に一章ずつ読み返していたもの。ここに描かれた「神」のイメージが「日本」における「神」の究極だという確信を得た。ある時期の、ある教養を積んだ人々の、という限定は必要かもしれない。この感想はどうでもいいこと。

今読みかけているペーパー。Slavoj ZizekがIn these timesに寄稿した”The Pope’s Failures”というエッセイ。これについては読み終わったところで言及するつもり。






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Last updated  April 16, 2005 11:20:41 PM
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船津 建@ Re:Die schlesischen Weber(シレジアの職工)(05/25) 引用されている本にはかなり重大な誤訳が…
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