カテゴリ:作物
肌寒い梅雨の夜明け
熱いコーヒーを淹れて朝刊を読む 次第に時間が経過するとともに 苛立ちがはじまる もう静かな時間の期限が近づいた 時には罪はないが、こういう日を何回も繰り返す 哲学をやっている寺本さんの詩を読んだ そのまえに彼の朗読を聴いた、「つがう」という響きに ぼくは「番う」と思ったが、やはりそうだった でもそれは「使う」の東北の言葉だったのだが 昔は言葉が懸けられていくのは好きではなかったが 今日は、寺本さんの朴訥きわまりない技巧的な読みに救われた 人の詩を読み、聴くよろこびを教えてくれたのは 福間だ こういうふうに呼び捨てにしてもいいと思う なぜなら30年余りも福間とは付き合ってきたのだから でもぼくたちは、「さん」付けで呼ぶことが好きなのは否定しないが ケンジと呼べばいいのか ヒデミと答えればいいのか この付き合いはムズカシイ しかし 呼び合うときが高齢であり 答え合うときが高齢である、というのは ちょっと素敵 イニスフリー イェイツ 「君らが、分別じみて大事がるのは…」 「だが もう言うまい」 を読んだ そして優雅なフォースターの定義に逆らい ぼくは、トイレに行き、そして寝るのだ絶対に、どんな理由もなしに お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 17, 2005 12:58:27 AM
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