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詩人たちの島

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June 20, 2005
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すこし楽、でもまた鬱はやってくる。というような感じかも。今日歯医者で随分待たされて、治療が終わったのが午後7時すぎ。そのあいだ、invitationというピアが出している雑誌を初めて読んだ。こういうのが置いてある歯医者というのもめずらしい。Clint Eastwoodがフィーチュアされていて、日本に来たらしいが、そのインタビュー記事やら、Million Dollar Babyのレビューなどが満載されていた。北小路隆志という人がほとんど書いていたが、結構面白かった。彼も「海を渡る蝶」を退屈極まりない映画と評していて、millionを安楽死や尊厳死のテーマとして観た場合のことだが、この両者を比較していたのが、印象に残った。これは福間さんが、首都大の表象分野のホームページにも書いてあったことと共通する。北小路の評は、常に「善悪の彼岸」を探究していくのがEastwoodの映画だというのが結論だったように記憶している。そのほかに黒澤清もオマージュを捧げていた。すべての映画の先の先を歩いているのがEastwoodだというような。

これも福間さんが書いていた映画だが、北小路ではないが、名前を忘れた評論家が瀬々敬久(この人には一度会ったことがある)の新作「肌の隙間」を絶賛していた。その美しさの無比ということ、ただそれだけで「東アジア一番の監督」だというようなこと。大変なことが起きているようでもあるが、このぼくにそれを追いかける暇はありそうもない。

しかし、変な歯医者だ。随分待たされたが、しまいにはもう少しでこの雑誌を読み終わるから、名前を呼ばないでほしい、などと思っていた。最近読んだ雑誌のベストワンである。





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Last updated  June 20, 2005 08:50:02 PM
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