カテゴリ:music
奄美民謡の若手の旗手、前山真吾の「星降ル島ヌ唄」(ジャバラ刊)、最高です。涙ぼろぼろという感じで聴いています。沖縄の唄とは全く違う奄美の、この悲しさはどこから出てくるのか?
そこに広大な海があるのに、この唄はひたすら自らの喉をしめつける。そこに生まれる絶対的な裏声の響き。泣くしかない。 前山はそれらの、抑圧と忍耐のドラマを、ロックシンガーにみまがう野太い声と、繊細な節回しで、とうとうと歌う。ああ! ぼくは、これから奄美の民謡の研究者になる。 前山君、ありがとう。こんな感動を、この老人に与えてくれて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 15, 2007 12:20:46 AM
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