詩人たちの島

2007/02/21(水)21:05

きみはまだ夢見る力を失ってはいない

update(110)

という新井さんの連詩の句を見て、少し目が覚めた。弱気なぼくの詩に対する励ましの言葉だと思う。 どうも元気がない、その理由はわかっているが、それを打開することが今はできないでいる、そういうことに気が滅入ってしまって、それが4の連詩には出たのだろう。 あと一年で定年なのだが、それからの生の展望がない。そういうこともある。まあ、人は200年も300年もいきるわけではないので、好きなようにやればいい、と前ジャイアンツのピッチャーで、今メジャー挑戦をしている桑田が言っていた、まさにその通りと思う。 今日はまた吉田秀和が久しぶりの音楽展望で、人間、この矛盾した生き物、というようなことを書いていた。いつまでも彼は若い、93歳の人とは思えない。これにも励まされた。 明日は、吉祥寺で、会田綱雄忌(桃の忌と呼ぶそうだ)にはじめて出る。福間さんが誘ってくれた。どういう詩人たちに出会えるだろうか、楽しみだ。

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