詩人たちの島

2007/06/26(火)21:52

Dream's dream

essay(268)

Grapes So many fruits come from roses From the rose of all roses From the unfolded rose Rose of all the world. Admit that apples and strawberries and peaches and pears and blackberries Are all Rosaceae, Issue of the explicit rose, The open-countenanced, skyward-smiling rose. What then of the vine? Oh,what of the tendrilled vine? と始まる、D.H.Lawrenceの詩があるけど、こういう詩を昨晩、今日にかけて辞書を片手に読んでいるのは、たぶん、自分の内なる生命力のようなものを確かめたいという無意識の欲望からなのだろう。 カントは一日の仕事が終わったときの疲れを、「諸感覚のきわめて高度な享楽」と呼んだというが、そのような「享楽」から見離されていると感じるのは、今従事している「仕事」が苦痛のほかのなにももたらさないものとして今の私には感じられているからか。 D.H.Lawrenceの野放図な生命力と奔放な想像力、そういうものを呼び寄せたいのだ。あたかも自分にも、このvineの、原始からの眼に見えないパワーが巻き込まれているかのように。 Look now,even now, how it keeps its power of invisibility!

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