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うさぎの病気



<毛球症>

ヘアーボールとも言われ、自ら毛づくろいした毛が胃の中に
貯まる病気です。胃の動きが低下することもその原因に一つと
言われています。大量に貯まると急死することもありますので
普段からブラッシングをまめに行い、毛球予防剤あるいは高繊維質
の食事を与え胃の動きを活発にさせましょう。


<不正咬合>

歯の噛み合わせが悪くなる病気です。症状は徐々に進行するので 、
オーナーさんも気づかないことが多い、怖い病気です。
パン、ご飯、果物、野菜などの口を動かさなくても食べられる
食餌が原因です。よく歯を動かして食べる繊維質が高い食餌を  与えましょう。

<膀胱結石>

膀胱の中に石が貯まる病気です。膀胱の出口を結石が
塞いでしまうため、 尿が出にくくなりうさぎは
ものすごく苦しみます。石の多くはカルシウム系の
成分であるため、食餌のカルシウム量を調節することが
ポイントに なります。

<肥満>

人と同様に食べ過ぎ、あるいはカロリーの取りすぎです。
野生のうさぎと食べる物を比較すると断然、飽食が原因です。
肥満になると、肝臓や腎臓、そして心臓などにも悪影響がでてきますので、
運動をさせカロリーが低い食餌で予防 しましょう。

うさぎの消化のしくみ

うさぎは完全な草食動物です。草を噛み切るための前歯(切歯) と、
それをすり潰すために、前後左右に動く奥歯(臼歯)を持ち、
これらの歯は私達に爪と同様にいつまでも伸びつづけます。
草などをかじって、歯ですり合わせて食べるため、
常に先をすり へらさなければなりません。
草は繊維質が多く、消化するのに時間がかかります。
従って うさぎの消化管は長く、草を発酵させる大きな盲腸を
持っています。 盲腸には腸内細菌が数多くみられ
、発酵の手助けをしています。また、 うさぎ特有の
食糞という行為のみられます。食べた草を2回にわたり 消化するために、
特性の糞(軟便)をお尻から直接食べます。通常の 糞は
丸くて黒っぽいのですが、軟便はやわらかく、しっとりと湿り、
ねばねばの粘液でおおわれています。このように、
うさぎは草を消化 するのに最も適した消化管をもっているのです。
草の繊維質は消化管の 中で膨張し、拡張作用により、
胃や腸の動きを正常に保つ役目ももって います。
また、うさぎはカルシウムの排泄が特徴的です。
犬、猫は 体の中の余分なカルシウムが糞にでますが、うさぎは主に
尿からでます。 従って、うさぎには尿結石が多いのです。

ポップマン

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