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― R ’s  Bar ― 癒し系バーの威圧系バーテンダーのつぶやき・・・

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カクテルの定義




カクテルの定義

お酒の飲み方というのは2通りの方法がある。
ひとつは、そのまま飲むこと。これはアメリカで生まれた言葉でストレート(または、ストレート・アップ)という。酒そのものの味を生のままで味わうことが出来る。こうしたドリンクはストレート・ドリンク(Straight Drink)と呼ばれる。
ちなみに、ストレートに氷を加えるオン・ザ・ロック(ス・・・氷が複数の場合)はオーバー・ロック(ス)、またはオーバー・アイス(Over Ice)ともいう。 こうした飲み方に対して、氷や器具を使って、アルグラスに酒と何かをミックスして作るものをミクスド(ミックス)・ドリンク(Mixed Drink)と呼ぶ。

カクテルの定義だが、一般的な概念を知るために、手元の国語辞典を開いてみると、「数種の洋酒、果実、薬味などを混ぜ合わせた飲料」という解説が載っている。要するに、ある酒に別の酒を混ぜたり、何かを加えて、新しい味を創作した飲み物のことになる。

つまり、「酒+サムシング(Something)=カクテル」ということになり、「ミクスド・ドリンク≒カクテル」と考えていいわけである。

「≒」としたのは、広義のカクテル、狭義のカクテルと2つの考え方もあるので、補足するが、まず、広義のカクテルが上記に当たるもので、ミクスド・ドリンク全体を指し、狭義のカクテルというのが、主としてカクテルグラスに入れて、短時間で飲む(ショート・カクテル)ミクスド・ドリンクの一種という考え方もある。
また、使われる材料や共通したつくり方(スタイル)によって数種類に分けることが出来るがこのスタイル(例えば、フィズ<fizz>、コリンズ<Collins>、サワー<Sour>)のひとつを表す言葉という定義分けをしたものをあらわす。
さらに補足だが、ショート・カクテルというのは、ショート・タイム・カクテルの略である。

カクテルはCocktailと綴る。人によってはコクテール、カクテールあるいはカックテールなどとも書くが、いずれもCocktailを英米人の発音に近いように表現したものと考えればいい。

カクテルは、創作する人、つくる人、飲む人の工夫や好みによってさまざまな組み合わせが可能である。つまり、無限の可能性を持った飲み物という点がカクテルといえる。







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