久々にPCの電源を入れた。
走り書きの日記を見直しながらここに清書します。
後輩が薄茶色の封筒を持って、店の扉を開けた。
「Robさん実は・・・」
話を聞かなくてもわかっていた。
約1年半の沈黙を破るのだ。
彼はこの期間、ハワイでの生活、入籍、今までチャレンジできなかったことをやり遂げ、自己のエネルギーをこの封筒一枚に魂を込めていたのは間違いない。
一緒に働いた期間は4ヶ月ぐらいで長くはなかったが、私が面接でOKした唯一のスタッフだった。
「中洲に決まりました。」
「何丁目や?」
「四丁目です・・・。」
やっと独立に漕ぎ着けたのだ。
いい顔になった。
気のせいか少し、オーナーバーテンダーの顔になっている・・・。
本当に中洲が似合う男になったものだ。
約10年修行すれば、こうなんだろう・・・。
彼や後輩たちに対しての、オープン祝いは昔から決めていた。
シャンパン1c/sと2日間同じカウンターで過ごすことだ。
そう、一緒に働くのだ!
BAR業界はいいものだ。
仲間意識が強いせいか、足の引っ張り合いがない。
協力を惜しまない。
早く16日が来ればいいのに・・・。
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最終更新日
2003年04月14日 17時15分19秒
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