人はなぜ幸せを求めるのでしょうか?
(4/30日の続きです)
・・・こうして、人はあくなき
『欲望』に惑わされながら一生を送るのです。
そして、手に入らない苛立ちが
『不満』『不安』『憎しみ』『悲しみ』『怒り』をつくって心を乱してしまいます。
最後には
『どうして私だけが、こんな目に遭わなければならないの』と叫ぶのです。
その原因は自分であることを忘れて・・・。
『苦しい』と思ったときは、自分で苦しさにしがみついているものです。
思いどうりにいかないと思う
『心の焦り』が
『苦しさ』をつくっているのです。
『楽しいな』と感じたときは、自分で
『楽しさ』を作っているのです。
『楽しさ』や
『嬉しさ』は自分を知っているから感じられるのです。
『弱点』は誰でも持ってます。
『弱点』は自分の弱いところを知って、それを認めることです。
「これは苦手だけど、こんなことが出来る自分なんだ」思えることです。だからこそ
『弱点』を知った人は他人に優しくなれる・・・。
『コンプレックス』は自分の弱いところを絶対に認めないことです。
それどころか、
「これがあるから私は不幸なんだ」といつも他人を羨んでいます。
『コンプレックス』によって、私たちは、満足感を味わうことが出来ると言うことを忘れてしまいます。
『幸せ』とはかけている物を認めて生きることだと思います。
あるいは
『欠けている』からこそ
『生きるエネルギー』が生まれることを知ることです。
すべてが
『満ちて』いるならば
『生きるエネルギー』は生まれないのですから・・・。
あなたにとっての
『本当の幸せ』とはなんですか?
幸せを求めて
『青い鳥』を追いかけた童話があります。
ない物をひたすら求めて生きる
『コンプレックスの生き方』と
ない物はない物として、あるものをどんどん大きく育てる
『弱点の生き方』があります。
あなたは、今、どちらの
『青い鳥』を追いかけますか?