犬の洋服、ペットと快適に暮らす

2012/09/30(日)21:45

開国とペリーと仔犬!ペリー大仰天!仔犬山盛り事件IN箱館No.3,開国とペリー四方山話「箱館仔犬編」,

ペリーと開国&黒船(10)

ペリー大仰天!仔犬山盛り事件IN箱館,開国とペリー四方山話「箱館仔犬ウジャウジャ事件編」No.3,ペリー日本遠征記,黒船事件の諸事象の中に、微笑み話,幕末戊辰幕末:迫り来る世界の脅威:「開国」とペリーペリーの四方山話(各短編)_【ver.3】は「犬話!!」ペリー大仰天!仔犬山盛り事件IN箱館_No.3【ver.1】は・・「ペルリ総督日本遠征記」に係るヒトコマ:ミニコラム◆当時の日本「海防意識」、◆黒船事件の陰、誰と誰が、何をどうしたかったか?、◆通詞達のこと他◆開国に係るおすすめBOOK・・・他【ver.2】は・・なぜ、ペリーが、あんなに高圧的に接してきたか?◆事前事象のキーマンと背景、諸々の事件、◆日本は人道的でないけしからん国!の評判とは?・・・他【ver.3】=現在頁:ペリー大仰天!仔犬山盛り事件IN箱館初めから読む<前頁から読む「それにしても、変だな?」アメリカ人達は口々に呟く。「立派な商品を扱う店がないなア。それに、誰一人として、金を受け取らないなア。」彼らは高札を知らないから。庶民側としては、お金を貰ったら、罪人として斬首されると思っている為、必死の抵抗なのでありました。受け取ってしまった者は、後で、彼らの上陸用のMINIゴムボートのところに走って行って、チャリンと投げ入れて帰るしまつ。お賽銭箱じゃあるまいし。夕方、彼らがボートに戻ると、いつも、お賽銭箱状態だったと、スタッフの一人が日記に綴り書く。さて、さて、この後、色々事件が発生しますが、それは後日別編にて。まずは、なんだかんだとありましたが、ペリー自身も、箱館の印象は宜しい。「神奈川で接した連中と異なって、この地の人々は、なかなか正直者だ。神奈川の役人共の態度といえば、なんて高慢チキで生意気だったことだろうか!それに比べて、箱館は、まあまあ良かった。役人の態度も断トツにマシだ。」・・・彼は、そう語っている。それもそのはず。神奈川は命掛け。これで、日本国の未来が決まるから、負けてなるまいぞ!と鉄面皮。その一方、松前は暫定。来年には蝦夷の窓口は幕府にバトンタッチ。とりあえず、今だけ委任された松前としては、幕府のご機嫌損ねるわけにいかないから、役人もソフト。「触発しない。怒らせない。顔で笑って、臭いモノには蓋をする。」・・・JAPAN風の「くちゃい!くちゃい!」のポーズ。松前の仔犬ウジャウジャ事件!前述のとおり、結果、ペリーは、日本の中唯一、箱館にだけは、まあまあ良い印象を持って帰国の途へ。さて、滞在期間も、そろそろ終焉時のこと。当初に比べて、開いてる店も増えた。まあまあ状態。或る日のこと、一人の船員が、民家の前で、親子犬の前、しゃがみこむ。それは、仔犬を生んだ母犬と、周囲をチョロチョロと、じゃれまくる可愛い子犬。この船員は、動物好きさんなのでしょう。しゃがみこんで動かない。不思議な光景に、思わず、この家の子供が出てきた。親は、子供を隠しているのだが、これは子供の好奇心だから仕方ない。飛び出してきた。見たことない金髪で目の青い不思議な人間なのに、動作は日本人に、そっくり!不思議なことに、同じように、動物が可愛いの表情をしている。子供としては、いても立ってもいられなくなったのだろう。すると、船員は、一匹の仔犬を掴むと、その子にお金を与えて、子犬を連れ去った。窓から脅えながら状況を観察していた当家の人は、安心した。どうも、あの様子からすると、まさか!動物を食べる!!・・・為じゃなくて、仔犬が可愛いからなのだろう・・・と解った。この船員は、可愛い子犬を抱いて上機嫌。だが、ボートに戻るなり、思わず溜息。「やっぱり・・・またしてもこれか。」この町の民は、誰一人として、お金を受け取らない。その一方、自称ジェントルマンの彼ら、アメリカ船員としても、プライドがある。「我らは泥棒でないぞ!乞食でないぞ!売るのがイヤなら、せめて小銭ぐらい受け取れよ!」・・・なのだが、いつものごとく、ボートは、お賽銭箱状態。その中に、はっきりと、先刻子供に与えたお金と一目瞭然わかるものがあった。表記されてないが、多分、袋入りかなんかで、特徴が明確状態で与えたから、解ったのだろう。即ち、「仔犬代金は要りません!」の暗示でありました。「まあ、いいや。」この船員は、そんな事は忘れて、暫し、可愛い子犬とハッピーライフ。「さあ、お前、これから船で遠くに旅だよ。ご飯、たくさん食べろよ!丈夫に育てよ。お前はなあ、英語を覚えてアメリカ犬になるんだぞ。一緒に行こうな。」いよいよ、箱館出航。思い出の地、箱館を後に、いざ立ちゆかん!!その時だった。さすがのペリーも、大仰天!!上陸用のゴムボートの中は、ワンキャン、ワンキャラ~~ワンキャラ・・・!仔犬の大洪水!足の踏み場が無い!!仔犬だらけ!!忽ち、箱館の民に、情報が流れたのだった。アメリカ人は、頭を下げて頼まなくても、犬を持ち帰ってくれるぞ!!仔犬の処分に困るなら、ゴムボートに投げ入れておけ!!聞いたところによれば、大丈夫だぞ。彼らは、肉食人種だが、どうやら、犬を食うわけではないそうだ。食われると知りつつ、捨てるのは可愛そうだが、飼ってくれるんなら、問題ないだろう!!噂が噂を呼んで、我も我もと・・・この状態!!ペリーご一行様は、ワンキャン、ワンキャン!仔犬大洪水!状態にて、箱館の港を去って行った。ワンキャン、ワンキャン、ワンキャラ~~わわんのワン!因みに、当サイトTOPは犬猫サイトであります。幕末系は真下ナビ「幕末玄関」からどうぞ。「ペリー特集玄関」:各短編へのガイドはこちらペリーについては、今後ちまちま、短編で随時発生します。TOP<幕末玄関<人物名から追跡<ペリー特集玄関<【現在シリーズ】ペリー四方山話「仔犬事件編」<No.1<No.2<(現在頁)No.3・・

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る