道端のねこじゃらし

この本、本屋さんでふと見つけてタイトルに惹かれて即買いし、大量の未読本を差し置いて１時間程度でざっと読破しました(爆)
なので購入本紹介を差し置いて先にこちらからご紹介したいと思います(ぇ

腐女子彼女。/ぺんたぶ　エンターブレイン
内容：腐女子（女性オタクの呼称）と付き合うことになった、非オタクである一般男子の日常をコミカルに綴った超人気ブログがついに単行本化された。腐女子「Y子」が繰り広げるディープな「萌え」の世界と、それに翻弄される一般男子「僕」の日々は爆笑・失笑の連続だ。
このブログは、腐女子な彼女を待つ男の、戦いの記録です。…すいません、嘘つきました。戦えてません。もう一方的です。日々、オタクの世界に突き進んでおります。このブログを読んだせいでこっちの世界に目覚めても、当方は責任を負いかねます。とってもオタトークですので、用法・用量を守って正しくお読み下さい。オタク女子と非オタク男子の恋愛ノンフィクション。


電車の中で読んで思わず噴出してしまい、多分周りの人からは変な人だと思われたに違いない(汗)
でも面白くて読むのを止められなかったんだ…！

著者「僕」には年上の彼女「Ｙさん」がいます。
Ｙさんがけっこうディープな腐女子で、非オタクだったはずの著者は散々振り回され、こちら側の世界に引きずり込まれていきます。今では種の同人書いてるらしいし(爆)
描かれる日常は、彼氏がいる(もしくはいた)腐女子のみなさんならかなり共感できる部分が多いんじゃないかなぁ。
あたしもかつての彼氏に同じ事言った(やった)わ…！と共感しつつ、冷静に旗から見るといかに自分が痛い子だったのかがよく分かりました(苦笑)

この本、著者の文章の書き方がすごく上手いなぁと思う。
ツッコミ方とかね（笑)
ブロガーの端くれとして、こんなふうに面白可笑しい文章が書ける人は尊敬するし見習いたい。
あと、著者が彼女に対して常に敬語なのも笑えました。
頑張って主導権を握ろうとしてるのに結局彼女のペースに流されてしまうヘタレなところとか、あまりに酷い扱いにちょっと読んでて可哀想になる部分もあったんだけれど(汗)それでもこの２人はお互いをちゃんと好きなんだなぁ…と、まぁ付き合ってるんだから当たり前なんだが(苦笑)微笑ましく思いました＾＾

非オタの人が読んだらどんな感想を持つんだろう？
注釈や解説はあるものの、かなり専門用語(?)出てくるし、それなりに知ってないと面白くないというか笑えないネタが多い…かも？
腐女子さんの中にも不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でもまぁ１つの軽く読める読み物として、あたしはけっこう気に入りましたv