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『信賞筆罰』 ある在野研究者の記録

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2021.11.25
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カテゴリ:読書日記



本間先生が、いつのまにか京都芸術大学教授になられていました。
確か、この大学の学長は浅田彰氏だったように思いますが、なかなか良い人選をされているように思います。

かつては NHK教育で『ビジネス英語』をTVで行っており、非常にためになる英語講師のイメージでしたが しかし 専門は英語教育ではなく コーチング。 かつ 松下政経塾の塾生という かなりの経歴の持ち主です。


京都芸術大学には、画材について研究されている先生もいらっしゃり、油絵を描くときの絵の具についても、既存品に頼らない独自の作り方を教えている先生もいるし、芸術大学では京都芸術大学が非常に良い教授陣を揃えてきているように思います。

本間先生のビジネスでの指導法・教育法は、教育学と名付けられていました。
しかし、コーチングにフォーカスを宛てた著書が多く、教育方法論で本間理論がようやく三部作として刊行されました。

その三部作とは

『人を育てる「叱り」の技術』 ダイヤモンド社
『ほめて!叱って!励まして!―部下が育つ魔法のキメ技』 ぱる『出版社
『叱らなくても部下の心をつかむ方法』 フォレスト出版

叱りについて、現在、企業内部で問題になっているのは「パワハラ」「セクハラ」問題です。

現在、学校の体罰問題やいじめ問題、学級崩壊がクローズアップされていますが、日本の企業内でも全く同じ問題が起こっているのです。

しかし、日本のバカマスコミは、それほど注目もしていません。

取り上げているのは、日本共産党やブラック企業研究など、大企業に対して広告宣伝などに頼らなくても対抗できる勢力のみが、事実を発信しているような状態です。

日本企業で発生している問題は、まさに日本の教育現場で起こっている問題と同じことが現実に起こっているわけです。

大企業や中小企業も含め、管理職が部下を教育できる人が少ないという事実に、もっと注目しないといけないのです。

裏をかえせば、日本の学校教育においても教師が生徒を管理できない・教育できない問題と同じことなのです。

企業再生や企業風土改革を行うのは、まさに管理職の意識改革、さらには教育学の習得が欠かせないようになってきました。

また、上からのリーダーシップが部下を管理することだと、勘違いしている上司は首にするべきでしょう。
そういう上司ほど、統率力がないバラバラ組織であり、お山の大将、裸の王様状態に必ず陥るからです。

部下をどのように教育するのか?
どうやって、育てていくのか?

その方法論として、アメリカなど海外で利用されているのが、この本で書かれている「フィードバック理論」なのです。

外資系の有名企業では、この教育論は常識です。

日本企業は、人事部や社員教育の外注先への丸投げ、さらに産業大学などを使っての通信教育などやっていますが、今の時代、彼らの方法論は時代遅れであることを知るべきでしょう。

そのような教育制度があるからこそ、管理職がますます部下を教育できなくなる組織へとなっていくのですから。





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最終更新日  2021.11.25 00:30:04



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