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『信賞筆罰』 ある在野研究者の記録

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2021.11.28
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カテゴリ:読書日記


『孫子』に関して、あまり注釈書は読まないようにしています。
評論家の勝手な孫子の解釈でグチャグチャになってしまうからです。

唯一、『孫子』の解釈書で参考になるのは、大橋武夫氏と、このグリフィス版だ。

グリフィスに関して、あまり日本では知られていないが欧米で『孫子』といえばグリフィスである。
それぐらいグリフィスの『孫子』は、欧米では名著として読まれ続けていることが知られていない。

グリフィスに関して、毛沢東研究・支那軍の研究について有名であるが、支那 朝鮮に関する研究で戦前は日本が最先端の研究・資料・調査を行っていたことはあまり知られていない。

特に、満鉄調査部が行っていた支那の調査研究や朝鮮銀行が行っていた調査などは、今でも研究されていて、ひそやかながら出版されている。

さて、最近、自己啓発というか戦略論・インテリジェンス論が巷では流行となっているので、『孫子』が、にわか注目されている。

しょうもない『孫子』の解説書の本を買うぐらいなら、講談社学術文庫か、新刊の日経クラシックのグリフィス版の『孫子』を読み比べてみると非常に面白いと思います。

グリフィスの場合、太平洋戦争を戦ったことから日本は『孫子』を軽くみていたと断じています。

しかし、『孫子』の教えを忠実に従ったとしても、上層部・パワーエリートが『孫子』の教えを理解していなかったら、意味が無い。

優秀な部下がいても、実際に組織を動かすパワーエリートが判断を誤ったなら、いくら『孫子』の教えに忠実だったとしてもダメである。

もっと積極的に、情報戦・プロパガンダ・戦史・組織論を総合的に把握する必要があるように思います。

だからこそ、『孫子』について深く研究する必要があるように思えます。






最終更新日  2021.11.28 00:30:04



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