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『信賞筆罰』 ある在野研究者の記録

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2021.11.29
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カテゴリ:読書日記



今なお、久しぶりに読み返してみると、彼の予言どおりのことが次から次へと起きている。

アメリカのグローバリズム(アメリカ民主党やウォール街派)の批判は、イギリスの論客が非常に鋭い批判をすることで有名だ。その中でもジョン・グレイの指摘は、その当時、1998年に『ニューヨーク・タイムズ』や『FT』などで書評され、欧米の経済論壇に衝撃を与えたものなのである。

グローバリズム関係の洋書では、この本が必ず引用文献に出てくるほど、反グローバリズムの急先鋒として現在でも影響力をもっているのが、ジョン・グレイの『グローバリズムという妄想』なのだ。

この本では非正規労働者の不安定な労働環境の非安定性、労働組合の弱体化(P100)、雇用の不安定性による先進国のブルジョワ生活の崩壊、社会的機関としての産業空洞化など、全て懸念材料として書かれている。

1999年の段階で、この予言は今の日本の経済状況を全て的中させている。

グローバリズムは、日本では輸入経済学者がその旗振り役だった。
竹中平蔵氏しかり、御用学者と呼ばれるアメリカで留学をした大学教授たちだ。

彼らが行ったグローバリズム=アメリカの経済政策のゴリ押しによって、日本経済がボロボロになり、日銀の誤った財政政策やら、政府の誤った経済政策によってデフレが20年も続いたともいってよい。

そして、私達は、グレイの批判していたグローバリズムの世界の取り込まれてしまったわけだ。
そして、世界市場というメガコンペティション(世界競争)の中で、日本企業が生き残りをかけて存続していけるかどうか_?のまっただ中に今いるということをもっと私達は認識しないといけないわけです。

このグローバリズムの経済政策としてTPPもその一つであり、米中衝突の環太平洋地域の経済連合いか構築することがが勝負になるというのに、岸田親中内閣で 完全に日本が米中にどっちつかずになるということになってきている。

グレイの主張するように、グローバリズムやその思想による自由主義経済など妄想で、長続きせずにそのシステム自体がすぐに崩壊する。

そして、それが経済社会にとって負の側面しかないという彼の主張を、もう一度、再確認する必要があるように思います。

逆に グローバリズムを逆手に取り 封じ込め施策 ブロック経済の一環として 対中のカウンターの経済政策として利用すべくとも。

今こそ、読まれるべき本ではないか?と思います。






最終更新日  2021.11.29 00:30:04



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