マドリッド市内へ
空港で荷物の手続きが一段落して落ち着いたころ、空港内を見回してみると日本の綺麗な空港と違ってボロボロな空港であることに気づいた。建物は古そうだし、何よりどこも埃っぽいのが気になった。ヨーロッパというと旅立つ前は綺麗なところという印象しかなかったがとんだ検討違いだった。これがスペインで先進国じゃないからなのかどうかはこのときはわからなかった。ツーリストインフォメーションがあったので、レアル・マドリッドの本拠地であり1982年ワールドカップ決勝の舞台であるサンチャゴ・ベルナベウ・スタジアムの場所を訪ねてみた。案内所にいたのは女性だったのであまりピンときていなくて、地図を見て探してから教えてくれた。日本とは違ってやっぱりサッカーは男性だけのスポーツなのだなと思った。【新入荷】【スペイン直輸入】【madrid】【レアルマドリード】【レアル マドリッド グッズ】【...価格:1,050円(税込、送料別)そらから5人でリムジンバスでマドリッド市内へ行こうということになった。暫くしてやってきたリムジンバスを見てまた驚いた。何せ泥だらけのオンボロバスだったからだ。乗り込んでからはさらに絶句した。シートは誇りだらけでボロボロだし、これが国際空港に発着するリムジンバスとは日本では考えられないと思った。空港自体もとても国際空港とは思えないボロさだけど、バスはもっとひどかった。それから市内へ向けてバスが進んでいったがとても綺麗なヨーロッパという風景ではなかった。これじゃホテルも期待出来ないし、この先が思いやられた。リムジンバスが街中のターミナルに着いた。今夜宿泊するホテルは5人とも同じホテルだったのでスペイン語のできる女の子についていった。その5人の構成は、スペイン語のできる女の子が2人連れであと、一人旅の男が僕を含めて3人という構成だった。今日はこの5人は団体行動になるだろうと思った。最初としては心強かった。