移住、やめた??(2)
「移住、もう一度考え直そう!」と前回書いた。里山への移住は今でもしたい。僕の憧れでもある。そのための準備の一つとして家庭菜園も始めたし、働き口のない田舎でも経済的にも困らないよう、お金も順調に貯まっている。じゃあ、なぜなのか?メディア等での移住暮らしの特集番組では、いい面しか映さない。そして、それに適合できた成功者しか映されることはない。ほんとは、それ以上に適合できなくてやめた人たちがいるだろうに。理由は、田舎特有の過剰なコミュニティや常識を逸脱した慣習(僕にとって)、プライベートへの干渉には絶対についていけないから。ほとんどのものは、そうすることがみんなが暮らしていくために必要な、自ずとできた合理的な仕組みなのだろう。(あくまでもその地では)でも、僕はその点については、どうしても郷に従えない。これが、僕が出した、今までの移住体験等を通じて得た結論。(もちろんこれからまだ変わるかもしれない。)『個人主義』そう言われても結構。僕はもうこれからの人生、「したいことはしたい」、「したくないことはしたくない」のだ。おまけに人と接するのは好きではない。ひとり、何かに没頭してるのが好きなのだ。過剰に僕に接しないでほしい。ほっといてほしいのだ。今こちらでやってる家庭菜園でもそうなのだから、田舎はもっとだろう。周りの農家のお年寄りがいろいろ言ってくる、アドバイスやら文句やら。悪気がないのは、もちろん僕にだってよく分かる。でも、僕は就農するわけじゃない。趣味だ。失敗しても、それが楽しくて次に繋がるならそれでいい。自分がそうしたいのだから。失敗の経験から学べることは大きいから。「手間がかかるから」、と自分の機械で簡単に耕してくれる。それはそれでとてもありがたいことだ。でも、僕はその手間を経験したいのだ。どれだけ説明しても、理解してもらえない。とても疲れる。そのうえ、「人の好意を受けられないヤツだ」と思われる。移住しても、これではノイローゼになって、失敗するのは目に見えている。楽しくもなんともない。また人間関係やしがらみで苦しんでたら、移住なんて、僕にとってなんの意味もなくなる。なので、もう一度再考を。でも、この地方の暑さにはやっぱり我慢ならない。異常だ!(1)じゃあ、二地域居住?(2)それとも、両親の居る田舎への移住?(1)は金かかりそうだなあ?それにそれぞれ住んでない間の住居は貸すわけにもいかないし。かといって、住んでないと痛むし。(2)が一番現実的かなあ?(2)との二地域居住ならありかなあ?混乱してきた。また、今度整理することにして、お金貯めよ。