人生浦和だ苦もあるさ

2003/04/16(水)00:06

今日の浦和

練習風景 一日中、雨が降り続き、肌寒かった大原サッカー場。午前10時、午後15時開始の2部練習。坪井、山田、永井、田中、鈴木の5名が日本代表、五輪代表、それぞれに召集され、千島が胃腸炎で不参加の計6名を除いた21名が練習参加。城定は別メニュー。エメルソンは午後練習から合流。午前練習はランニング、ダッシュを中心としたフィジカルトレーニングを消化した。午後練習は戦術練習を中心にメニューをこなした。中央に2人DFを置いて、サイド攻撃からゴール前にセンタリングをあげ、シュートを決める練習。その後、コートを全面に広げ、フリーマンに山瀬を置いて、7対7のゲームが行なわれた。練習はそれぞれ、1時間半で終了した。またゲームでは、右サイドの西村が良質のセンタリングを上げ、好調さをアピールしていた。 完全復帰間近だ!!山瀬 ゲームの主導権を握られた磐田戦後半。長谷部に交代して投入された山瀬。持ち味の柔らかいボールタッチから繰り出されるパスはチームの悪い雰囲気を一変させた。しかし、山瀬本人は「個人的にミスも多く、反省の残る試合」と、磐田戦を振り返った。課題として「タイミングや、細かい連携を理解するため、まずは実戦をこなす事」と答えた。今、山瀬は負傷以前の自分のプレーを、ビデオでチェック。印象に残ったプレーをノートに書き出し、イメージトレーニングをしているとの事。出場時間も試合を重ねるごとに長くなっている。順調に進めば、先発出場も遠くない話ではない。少しずつ完全復活に近づく山瀬。その表情も明るくなってきたようだ。 ゼリッチ、京都戦出場に意欲 今週、月曜日から練習に合流したゼリッチ。コンディションについて「100%の状態」とコメント。練習に合流できた事について「ケガをして練習にも出られず、最悪の日々だった。しかし、それを乗り越えて、練習に復帰出来た事は大きな幸せだ」と話した。チームの状況について「今までの事は忘れて、次節の京都戦に勝ち、チームに勢いをつけていきたい」と答え、今週末の京都戦の出場にも非常に意欲的だった。ケガで出遅れ、サポーターの期待に応える事が出来なかったゼリッチ。今度こそ、彼の100%のプレーを見たいものだ。 ケガとの戦い 平川 「できる所までやるだけです」連戦前に心境を話した平川。昨年、最終節に負傷した左足の甲の痛みを抱えながら、先週の三連戦を乗り切った。平川は常に縦へ突破するプレーに終始、こだわり続けた。また、できるだけケガをしている左足に負担を掛けないよう、「間合いを広く持ち、ポジショングにいつも以上に気を配った」とプレーにひと工夫加えた。連戦が影響し、今現在も左足の甲の状態はあまり良い状態ではないとの事。ケガとの戦いはまだまだ続くようだ。 3度目の正直 鹿児島でのナビスコ杯磐田戦で痛恨の途中退場した長谷部。雪辱を胸に先日の磐田戦に臨んだ事だろう。長谷部は自分のプレーを振り返って「ミスも多く、パスを出すべき時に出せなかった」と反省。磐田に対して「ボールキープがうまく。最終ラインから、前線へのロングパスを繋げるのがうまかった。細かいところの積み重ねが(浦和より)しっかりできている」と印象を語った。後半途中交代に関して「後半、ボールに触っていない状態が続き、体力的にも落ちていたので仕方が無い」と交代に納得の表情を浮かべた。次の磐田戦は4月23日。ナビスコ杯予選リーグ第4戦。駒場スタジアムで行われる。長谷部には一矢報いて欲しいものだ。

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