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カテゴリ:顧客関係分析
誰しも、初対面の人と会話をしなければなら
ないという状況であれば、緊張するものです。 まずは警戒心を解いて、リラックスするという ところからスタートする必要があります。特に 会話の出だしというのは今後の会話の方向性を 決定付ける大きなきっかけとなる部分なので、 相手の気分を害さないように工夫をするという 姿勢が大切です。 ここではやく本題に入りたいという理由で、小 難しい質問を連発したり、切れ味の鋭い質問を したりすると相手は身構えてしまうので要注意 です。 いかにして相手の警戒心を解いて、リラックス して会話にもっていくにはどうすればよいかという のが問題となりますが、まずは自分がバカ になってみるというのがうってつけです。 バカになるというのは、笑いを取るために バカになるという意味ではなく、自分のほう が情報に疎いという部分を露出して、相手に 優越感を与えるように工夫をするという 意味です。 例えば会話を長時間続けるコツとして、相手 についての情報を調べておくという方法が 良く利用されます。 できるだけ相手の会話にあわせようと思って 相手の経歴を一生懸命しらべたり、興味や趣味 を調べるということも大切なのですが、あまり にも知り尽くしている感を出してしまうと、相手 はもはや会話する必要性さえないのではないかと 思ってしまうこともあります。 ただ相手によっては、最低限知っておいて欲しい と思う事項もきっとあるはずです。そんな場合に 仮に知らないふりをすると、そんなことも知らない のかと、逆に相手の気分を害すリスクも有りえます。 ですので相手を上機嫌にさせて、かつリラックス した状態で会話をするには、相手のことを知りすぎて も知らなすぎてもマズイのです。 仮に知っていることを改めて伺うという場合は、 「様々な場面でお話になっているとは思いますが、 あなたの口から直接お聞きしたいです」という 具合に伝えるというだけで、相手をうまく説得 することができます。 こんな感じで、ちょっとだけバカになるという 工夫を凝らして自分の意見を伝えてみると、うま くいくケースがあります。 そしてしっかりと相手の話を聞くという姿勢を 持つということで、どんな質問であっても相手は 快く応えてくれるようになり、コミュニケーション が上手くできるようになります。 また相手の気分を良くさせるためには、相手を うまく褒めながら伝えるということも有効です。 露骨に褒めたり、わざとらしいお世辞を言うと 逆に相手の気分を害することがあるので、この 程度には注意が必要です。 コミュニケーションにおいては相手を持ち上げ 過ぎずに自分の主張を上手く伝えるように心 がけることが伝え方のコツです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.23 09:09:00
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