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カテゴリ:超心理学
知らない曲に触れて行く事ができるYouTubeはいいですね。 初めに当時の世界観を書いておきます。 バブルは終わりごろだけど、お金が回っている時代。 今の様にネット等がないので、遊びって言ったら「女に酒に博打」・・・すごい時代。 今で言う「心霊スポット」も乙さんの時は出会いの場。 乙さんは大学入学してすぐにちょっとしたことで「霊感」があると認識されました^^; このおかげである意味重宝されていたのは事実です。 ある時に学部が違う女性に声かけられました・・・ 今なら「オカルトマニア」って感じでしょう。 女性は「A子」としておきます。 良く二人で心霊スポットに行くようになりました。 ある時、女性の幽霊が出ると言われる「ラブホテル」に行く事になりました。 話しとしては「風呂場の鏡に女性が映る」って事でした。 「葵の間」だったかな? 断る理由もないのですぐにホテルへGO! ま、乙さんのも男だからね別の方に期待があったのも事実。 ホテルについてフロントで「葵の間」の部屋を選んで鍵をもらう時にこちらをうかがう感じがしたのでやっぱり何かあるのかな?って感じでした。 「ごゆっくり」って言われて部屋のある2階へ・・・ 部屋に入ると思わず「おぉ」って声が出た。 純和風って言うかドアの先に障子があり中は家具も和風でベットではなく布団。 異様なのは布団の横の壁が一面が鏡・・・? 実際に壁一面の鏡を除けば部屋自体は時代錯誤になりそうにすごかった。 部屋着も着流し風の浴衣だったしね。 A子もテンションが高く部屋の備品を見て回ってはしゃいでいる。 乙さんは取り合えず問題の風呂場へ・・・ 風呂場の入り口も襖って言うこだわりだったが入ると近代式の風呂でちょっとがっかり^^; 五右衛門風呂とかだったら結構良かったかも。 さて鏡は・・・見まわしたけどよくわからない。 風呂場の電気をつけると部屋にいたA子が大声を出した。 何事か?と戻るとA子がじっと壁をみていた。 壁をみると風呂場が丸見え・・・マジックミラーでした^^ よく見るとカーテンもあり納得しました。 ・・・っと事は風呂場は鏡か? 戻って確認するとやっぱり鏡だった、この鏡に女性が映るのか? 風呂場に戻ってじっと鏡を確認していると隣の部屋からA子の笑い声が・・・よほどまじまじと確認している乙さんが面白かったのだろう。 ふと電気のスイッチの下にあるダイヤルが気になった。 回してみたが変化がない? で、電気をオフにすると・・・「おぉ!」 どうなっているかわからいが鏡になにか映った・・・「春画」? 幽霊の正体見たり・・・^^ 隣の部屋に戻りA子に「どうする?何もないようだけど」と声をかけた。 こんどはA子が風呂場でまじまじと確認している姿をマジックミラー越しに見ると笑える。 A子はちょこんと乙さんの横に座った。 「で、どうする?」って聞いてみた。 A子は小声で「経験ないの・・・」 はぁ? 乙さんにとってA子は飯をおごってくれる良い子だし・・・下手に手を出して今の関係が崩れるのはちょっともったいない。 ふと時計を見ると深夜1時半すぎ・・・ A子に「もうすぐ2時だし、風呂場で鏡でも見ていようか?」 A子が小さくうなずく。 二人でバスタブに腰かけて鏡を見ていた、もちろん服のまま。 A子「何も起こらないね」 乙さん「電気消してみようか?」(完全に悪意あり) A子「そうだね」 乙さんは立ち上がって電気のスイッチへ・・・もちろん下のダイアルは回して^^ 次の瞬間A子の悲鳴が・・・ 震えて座り込むA子のところへ「よく見て、絵だよ」と言うと確認して急に笑い出した。 ぽかぽかと乙さんを叩くA子がかわいかった^^ おもむろにA子は立ち上がり服を脱ぎだした。 (あぁ、やっぱりこうなってしまうか?) だが「据え膳食わぬは男の恥」・・・ ここまで話すと乙さんの自慢話で終わるけど・・・ 実はいたしてる間不思議な感覚があったのと確かに経験はないみたいだけど時折見せる表情がなんか不思議だった。 寝ているA子を起こさないように風呂場に向かった、シャワーを浴びながらふと鏡をみると首に無数の線が・・・やっぱなんか居たのかな? 朝になって起きたA子が乙さんの首を見て自分が付けたと思ってずっと謝っていた。 だが一度もA子は乙さんの首に手をまわしていない。 結構、A子とはラブホテルに行く事になったけどその後は何もなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.08.14 00:19:23
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