太 陽
自然エネルギーのNo.1は、何と言っても「お天道様」。風力も水力もバイオマスも、元はといえば太陽の恵みだ。日本人なら日の丸だ。
しかし、太陽光発電は、まだまだ「高嶺の花」。 わが国でも太陽光発電で発電事業が成り立つようになったら、わが家でも導入しよう。
家庭でのエネルギー消費の約37%は給湯に使われている。貧乏人は、まずはローテクの太陽熱温水器を使うことにしよう。
[太陽熱温水器]
標準的な 4人家族の場合、集熱面積 3m2 、貯湯量(有効採湯量) 200L が目安。設置費用は約 30万円。
削減できる CO2 の量は、現在使用中の給湯器が発生している CO2 の量となるため、その種類によって異なることになる。分かったような、分からないような話だ。
相当する年間の CO2 削減量は、 LPG (プロパンガス)給湯器の場合が 491kg 、都市ガスで 378kg 、灯油では 557kg 、深夜電力だと 689kg となる(標準的な 4人家族の場合、ソーラーシステム振興協会)。
自然循環型は、板状の集熱部で温められた水が対流により上昇し、上部の保温タンクに貯める方式で、家庭用として最もポピュラーなタイプ。
水道直結型は、水道圧を利用することで灯油・ガス給湯器への接続が可能。太陽熱温水器で予熱した水を給湯器で加熱できるため、太陽熱を効率よく利用できる。
日本電気硝子は真空二重管を集熱・保温タンクに使用しており、保温性能が優れ温水温度が高い。
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