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2017.02.21
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撮影 ライトウェディングの沢登さん(ありがとうございます!)

ちょっと油断するとブログの投稿が滞ります(^^;、そんな訳で比較的書きやすいブライダル業界温故知新、行ってみましょーか。

 

と言いつつ、今回のお話はブライダル業界と言うよりもビデオカメラマンについてと言う内容です。

 

私が結婚式のビデオ撮影と言う仕事に就いた25年前、司会者や写真のカメラマンにはいたかもしれませんが、結婚式のビデオカメラマンでフリーランスと言う立場の人はいなかったと思います。

 

最大の理由はビデオ機材は個人で所有出来る様なものが無かったのです。Hi8のハンディカムの上位機種で撮影し、自前のビデオデッキと繋いで編集するとして、それを商品として対価を得るということを商売にしていた人がいたかどうか・・・、ましてインターネットも無い時代(まるで別世界)に宣伝も集客もあまり方法が無かった時代ですし。

 

そういったことで結婚式のビデオ撮影を仕事にしているのは、式場と専属契約しいるビデオ製作会社の社員、もしくはその会社のアルバイトがほとんどという時代でした。

 

もろもろの事情で最初に入ったビデオ制作会社は3年で辞めましたが、その後次の仕事に就くまで半年くらい空きました。知り合いのビデオ会社の結婚式撮影を手伝ったりしましたが、この半年の間に日雇いのアルバイトでいくつかの現場に行ったのですが、その中に静岡第一テレビで24時間テレビのカメラアシスタントと言う仕事がありました。

 

要はケーブルさばきをするアルバイトなのですが、同じような連中と新幹線に乗って静岡まで行きました。テレビ局に着いてから局のカメラマンさん達と挨拶&自己紹介をした時のことです。

 

順番に自己紹介をしていきますが、たまたま若い人から始まったんですね、当時26歳くらいだった僕は比較的年長の方で順番は後の方でした。

 

若い人と言うのは20歳か21歳くらいだったのですが、そんな彼らがこう自己紹介するのです、「フリーランスの鈴木(仮名)です、よろしくお願いします。」

 

(えっ?フリーランス?)

 

最初の一人がそう自己紹介すると次から次へと、「フリーランスの佐藤(仮名)です。」、「フリーランスの吉田(仮名)です。」と続いていきました。

 

そして自分の番が来た時に僕はこう自己紹介していました、「今求職中の久保です、テヘ♪」

 

自分に順番が来るまでにそれほど時間があった訳ではないのですが、その短い時間に『フリーランスとはなんぞや?』みたいなことを猛スピードで考えたんだと思います。

 

結局、自分の名前で仕事を貰える訳ではないのにフリーランスはないだろ、と思ったんですよね、3年くらい撮影経験あっても会社の仕事がなければ撮影自体すら出来ないわけで・・・、その時にフリーランスと名乗っていた二十歳そこそこの彼らは専門学校を出てそのまま『フリーランス』と名乗ってアルバイトをしていた人達でした。

 

フリーターと言う言葉が市民権を得た頃で、まして人のことをどうこう言える立場ではなかったのですが、あの自己紹介以来、『フリーランス』という言葉が重くのしかかる様になりました。その時にはまだフリーランスになる気はなかったのですが。

 

その後これまた色々あって、時期的にもデジタルビデオカメラとパソコン編集、インターネットというフリーランス三種の神器が揃った29歳くらいで独立したのですが、その後も中々「フリーランスの久保です!」とは自己紹介出来ないでいました。結構最近まで自信を持って「フリーランスです!」って言えなかったような気がします(^^;、いつ頃からかな?もうフリーランスと言えるだろうと思ったのは。

 

お客様の声のカテゴリーにはそれこそ独立当時からの感想がありますが、そう言った感想を頂いたこと、結婚式は一度しかありませんが発表会やリサイタルなどで何度もビデオ撮影のご注文を頂いたこと、それらの積み重ねで自信を持って「フリーランスの久保です!」と言えるようになりました、本当に皆様のおかげだと思っています。

 

で、この話をどうこれからの新郎新婦さんの参考になる話に出来るでしょうか(^^;。

 

フリーランスのビデオカメラマンには誰でもいつでもなれます、また厄介なことに年齢が高いからとか撮影歴が長いからと言って、「腕のいいフリーランスのビデオカメラマン」とは限らない、というのも事実としてあります。

 

経験値は大きな要素ですが、一概に若い人が駄目ではないし、キャリアがあれば良いわけでもない・・・、何を持って選んだらいいかは難しいですよね。

 

もちろんサンプルの動画を見るのは良い判断材料だと思います、そしてお客様の声、生の感想ですね。

 

結局、お客様の声が一番かと思っています、それもただ良かっただけでなくて、その感想のニュアンスを重視して頂ければと思います。「良かった。」、「楽しめた。」、「うれしかった。」の言葉にも必ずそのお客様の思いがこもっていると思います、そのニュアンスを読んで頂ければその映像を撮影、編集したビデオカメラマンがどんなフリーランスなのか知る手掛かりになるのではないでしょうか?。

 

ふぅ~、一応参考になるようなまとめ方が出来ました!(出来てます?)

 

今回の温故知新 フリーランスを判断するのはキャリアだけじゃなくて、お客様の感想を見てね!

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Last updated  2017.02.21 17:34:57
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