結婚式の1日、何度も見たくなる映像で残すお手伝い
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結婚式のビデオカメラマンとして25年くらい経ちます、フリーランスとしては今年の6月で丸21年、もうだいぶ長い時間が経ち、色々と見てきました。
ビデオも写真の違いは大きいですが、どちらも「 結婚式を撮影する仕事 」というのは一緒です。
共通する部分としては、
難しさ、責任の大きさ、技術力、とっさの対応力、安心感、会場からの疎外感(笑)・・・、
などなどでしょうか。
まぁハッキリ言ってビデオ屋と写真屋は仲良くなれないのですが(^^;、そんなこと言ってる場合じゃありません、なぜなら「結婚式を撮影する仕事」であるビデオ撮影も写真撮影も自分たちの為にやっているのではないからです。
上で書いた共通点、これらのどれもが、お客様である「新郎新婦の為に良い撮影をする」のに必要な共通点なのです。
現場で初めて会ったスナップカメラマンであってもこの日一日は共に協力して良い撮影をしなければなりません、この数時間の間は「新郎新婦の為に良い撮影をする」チームなのです、例えその日の相手がどんなにダメなカメラマンでもチームなのです
ヤフー知恵袋で下のような質問があったので回答したところ、ベストアンサーを頂きました。
ヤフー知恵袋
何枚か、私達がとても笑ってる写真に、ビデオカメラマンの頭がうつりこんでいました。
そしてリブログ元のdapandaさんの記事です。
↓
撮る人の顔が見えない結婚式
知恵袋の質問とdapandaさんの記事は趣旨、論点はちょっと違いますが、どちらも『 自分だけが良い撮影 』の結果と言えるかと思ったので、一緒に記事にしてみました
ビデオ撮影は写真と違い連続なので、どうしても一か所に留まる時間が長くなります、そんなの当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、「撮るもの撮って逃げる」と言うことが難しいビデオ撮影は、撮影位置をより意識しなくてはなりません。
逆にビデオ屋の立場として思うのは、写真撮影はパッと位置を変えられるのに、しゃがんだりも出来るのに、なぜビデオカメラのレンズの前に来たがるのか?という疑問もあります(笑)。
まぁ、そういう細かい状況を書いているとキリが無いのですが、仮にお客様の為の良い撮影だったとしても、ビデオ屋が写真屋の邪魔を平気でする、その逆で写真屋がビデオ屋の邪魔を平気ですると言うのは、最終的にお客様である「新郎新婦の為になっていない」と言うことを知っていなければいけないと思うのです。
知恵袋の質問のように、楽しみにしていた挙式の写真にビデオ屋が写りこんでいたら、どんなに悲しい気分でしょう。多分この写りこんでしまったビデオカメラマンは自分は良い撮影をしている、良い撮影をしなければ、と考えての行動だと思います。
でも結果的には新郎新婦のお二人を悲しませてしまっているのです。それは自分の撮影の不出来ではないから関係無いと言えるでしょうか?
dapandaさんの記事にある、挙式中にヴァージンロードにズカズカと入り込む撮影方法も同じです、カメラマンとしては誰にも邪魔されない理想的な撮影位置ですが、そのことによって写真の邪魔になっていると想像すらしていないと思います。
知恵袋のフラワーシャワーもそうですが、自分は良い撮影をしているんだから文句ないだろとばかりに出しゃばると、ゲストから見ても邪魔になるのです。挙式中やフラワーシャワーの際に新郎新婦よりもビデオや写真のカメラマンが目に入るようだとしたら、ゲストとしても興ざめですよね。
イベントの内容や突飛な状況によって、カメラマンが必死になることは有り得ます、でもある程度予想をして対応したり、優先順位をつけて対応することで、極力他の撮影者やゲストの邪魔にならないように意識をすることが必要なのです、それが「 結婚式を撮影する仕事 」だと思っています。
ここまでで結構長くなってしまったので、また今度同じようなことを書いてみたいと思います。
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