2017/03/19(日)08:51
懇談会と火の用心
今日は息子の懇談会でした。
受験する私立高校を決めないといけません。3年生になって進路希望調査のたび、息子は私立受験しないと言っていました。
おそらく、原因は私。随分前(母子仲良いとき)に、私の高校受験のときの話をしていて
「私は私立を受験しなかった。公立に行くつもりなら、私立受験する必要ない」と
言っていました。
ついでに「できたら同じ高校に~」なんて。(^^ゞ
これは、すぐに息子に却下され、私も可能性なしと納得しましたが。
それはさておき、息子は私立の件をずっと覚えていたのだと思います。
私もそのときは息子が負けず嫌いの性格で、やるときはやってくれると
信じていたから、ハッパをかけるつもりで言ったのですが・・・今となっては、それは大きな間違いだったと気づきました。担任の先生は本命の公立で本領発揮するためにも
私立受験を勧められました。今は私の言うことを聞くはずがないので、先生にお任せで
かなり時間がかかったけど、今日やっと息子が私立受験すると言い
ホッとしました。その帰りに、近所で火事があり、広い範囲の通行止めと
ものすごくたくさんの消防自動車と救急車が止まっていました。以前、ブログにも書いたかと思いますが
私は中学3年生の丁度今頃、あと数日で冬休みという頃
お隣の家から火が出て、自宅全焼するという経験をしました。その当時の家は私が通う中学校の塀に面したところにあり、
授業中、私はずっとその焼け落ちていく様子を目にすることになりました。もう30年も前なので、記憶もあやふやですが、あの焼け焦げたニオイ、
消防自動車のサイレンの音、これらを間近に感じると、
今でも条件反射で涙が溢れ出ます。あの時、あの火事がなければ、私は全く違う人生だったかもしれません。
何も考えずに、私立受験していただろうし、受験勉強も適当にしてたかもしれません。住むところも着るものも何もかもなくして、それまで以上に貧乏になって
とても私立を受験するとは言えなかったあの頃。
(当時は私立に合格すると、すぐ入学金を払う必要がありました)
公立不合格なら、中卒で働くからと言ったことなどを思い出しました。息子と私、時代環境やおかれている状況が違うので、比べることは馬鹿げてます。
ただただ、息子自身が決めたことに突き進んで、
後悔しないでほしいと願うばかりです。私も、もうあれこれ言うのはやめようと決めました。
そもそも、聞いてもらえないから、言っても無駄ですしね。(^^ゞですが、生きている意味がないと言い放った息子に言いたい!!生かされていることに感謝してほしい。
生きている意味を見つけるために、生きてほしい。
もっと将来に夢を持ってほしい。
私はいつも応援してるからって・・・なんか書いているうちに、どんどん違う方向に行ってしまいました。(^^ゞ空気がとても乾燥してきました。火の用心!!!