2006/11/20(月)00:35
【大阪初のアルバイト】 バス・スチュワーデス ~夢への一歩~ 第1弾
このアルバイトは3回に分けてご紹介します。1.研修まで、2.乗務開始後、3.こぼれ話と学んだこと、です。今回は「1.研修まで」をお届けします。 (社会人修行シリーズへはこちらから)
ここから舞台は大阪に変わります。
大学入学のため、大阪での一人暮らしが始まりました。入学後サークルに体験入部するも辞め、アルバイトの道を選びました。どうせやるのなら興味のある分野がいい。そう思ってアルバイト情報誌をめくっていると、「バス・スチュワーデス募集!」の文字が目に飛び込んできました。
何をするんだろう??
大型観光バスは、運行の安全確保のため運転手以外にもう一人乗務員がいなくてはなりません。
駐車や狭い道を曲がる際に、安全確認をするためです。よくバスガイドさんが笛やオーライ、オーライで駐車誘導している、あれです。この仕事を「車掌」といいますが、「バスガイドさんから観光案内を減らしたもの」と思っていただければ分かりやすいでしょう。
その「車掌」を契約先のバス会社に派遣する会社の募集でした。
週末しか勤務できませんが、関西近辺はあちこち行けそうだし、よし決めた!と即決。
早速面接を受けて無事合格しました。これは今でこそ言えるのですが(当時の私は面接初体験で何も知らない!)、面接はアルバイトにしては意外と厳しくて、ちょっとしたアナウンスを読まされたり、このような場合あなたならどう対処するかなども質問されました。そもそも学生は私一人しか居らず、皆さんフリーターの方ばかりでした。この仕事は時間の融通が利かないと出来ないからです。
それでも何とか研修にこぎ着け、笛が支給され駐車誘導の訓練。これがなかなか最初は笛をうまく吹けないのです。他に、出社してから退社までの作業の流れやアナウンスを覚えたり、こんな場合どうする?のロールプレイなどもあり、研修と分かってはいてもなかなか緊張したものです。10人ぐらいで一緒に研修を受けましたが、未成年は私一人だけ。途中2人ほど脱落者も出ました。
過去に他の派遣会社で同じ仕事をしていた人もいて、少し現場のお話を聞くことも出来ました。
このような数日間の研修を終えて、実際に乗務を開始することになります。
私は当時大学1年生で、授業は月曜から金曜まで、朝から夕方までみっちり詰まっていて
土日しか勤務することが出来ませんでしたが、その様子を次回の第2弾でご紹介いたします