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2007/01/18(木)07:44

脱“ブラックホール”熊本

あおぞら研究所(42)

高校の同窓会で結成する経済同友会に所属しています。                                              ほとんどが経営者層の男性ばかりで、若年層や女性にもこのような会にもっと参加してほしいと              思います。今回は例会の前に、自治省出身で弁護士の方を講師にお招きし、「城下町熊本のまちづくり」と                    題して講演していただきました。私は普段から様々な会合でご一緒する方ですが、あちこちの                      地方都市の立て役者として積まれた経験を交え、大変解りやすくお話いただきました。熊本は昔「隈本」。1601年加藤清正公のもと始まった熊本城築城。完成の1607年に「熊本」に  改められました。肥後54万石、当時全国第4位の大都市であった熊本。今はどうでしょう?                                “ブラックホール熊本”と喩えておられました。内にはものすごいエネルギーを秘めているのに                          それが外から見たら見えない、わからない。まさにその通りだと思いました。情報を発信するのも下手、さらに、おもてなしをするのも下手。                                         これでは地方都市として生き残っていけるはずがありません。                                          熊本市は政令指定都市へ、そして道州制導入の暁には九州の州都を目指しています。                         しかし今のままでは実現は難しいでしょう。                                                     もっと大きな目で全体を見つめ、先のことも考えた上でのまちづくりをしなくてはなりません。                                その場しのぎのスポット的な対応では、出来上がったまちはバラバラ。                                   せっかくご来熊いただいた皆様にも、とても動きにくいまちとなります。(なっています...)自らの首を絞めるのはやめましょうよ、熊本市。                                                 変えていくのは私たち。                                                               熊本市民の皆さん、生き残りをかけて、素晴らしいまち熊本を後世に残していきましょう。

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