ようこそ!「雲の上はいつも青空」

2010/04/17(土)22:13

くま川鉄道観光列車 『KUMA 1・KUMA 2』♪ ~前編~

鉄子の部屋(246)

先日ご報告したとおり、4/10の『青春18きっぷ』最終日には、青空の下の『SL人吉』クンで熊本=人吉を往復しました。人吉では、球磨盆地を東(九州山地の麓)へと「くま川鉄道」が通っています。全長24.8キロを、約40~45分間かけてゆっくりと走ります。昨季から、『SL人吉』クンの運行日&時刻に合わせて観光列車『KUMA 1・KUMA 2』を運行しています。『SL人吉』クンで熊本=人吉を往復すると、ちょうどクマ君で人吉=湯前を往復出来る時間で組んであります。(“鉄”以外の方だと、熊本→人吉→湯前→人吉→熊本というサニーのような乗りまくりの日帰りさんは居ないと思いますが、車両繰りでこういった運行パターンになるのは鉄子にはありがたいです) これまでに何度も乗るチャンスはありましたが、せっかくなので、青空の日に乗りたいとずっと機会をうかがっていました ↑くま川鉄道・人吉温泉駅 観光列車『KUMA1・KUMA2』『青春18きっぷ』では乗れないので、くま川鉄道の1日乗車券で乗ります。普通に往復するだけでも360円のお得です↓B5サイズで、日付面には時刻表、反対面には沿線の観光案内が載っています。↓普通車両1両(後述)と、『KUMA1・KUMA2』の3両編成。↓車体には停車駅が“ひらがな”で書かれています。『KUMA1』についてパンフレットより引用します。【山地に抱かれた球磨盆地を行く鉄路。河畔から山地まで、あふれる緑と自然の魅力をモチーフにした列車です。】↑終点にて撮りましたが、↓人吉温泉駅発直後は地元の高校生で混み合っていました。↑窓のブラインドは竹製です。ベンチ席やソファ席となっており、自転車を持ち込むことも出来ます。展示ケースやミニギャラリーもとてもお洒落です。↓お手洗いの洗面台も竹製です。 『KUMA2』についてパンフレットより引用します。【球磨川に沿って盆地をさかのぼる鉄路。沿線にはぐくまれた仏教文化や奥球磨の魅力を車内にちりばめた列車です。】ボックス席とベンチ席、ソファ席があります。↓ボックス席のテーブル↓つり革の輪っかも竹製です。↓物置き台を兼ねたキャビネットこの『KUMA1・KUMA2』の雰囲気、やはりさすがですね~そう。デザイナーさんは、先週の「NIKKEIプラス1 何でもランキング」で「初夏に乗りたい行楽列車」トップ10の中でJR九州から4つランクインした列車すべてをデザインされた水戸岡鋭治さんなのです。ちなみに『SL人吉』クンが全国でもダントツ1位1位:『SL人吉』クン、4位:日南線観光特急『海幸山幸』、6位:久大線特急『ゆふいんの森』、9位:肥薩線『いさぶろう・しんぺい号』はループ線とスイッチバック、日本三大車窓の観光列車。 もう1両連結しているのは、虹の“宝くじ号”全車ロングシートで、これまた地元の高校生で混み合っていました。↓運転席の後ろにテレビモニターを発見しました乗務員さんに尋ねると、わざわざ調べて来て下さいました。団体さんが乗られる際にビデオ等をお持込の場合に使用するそうです。 車窓等はまた週明けにでも「後編」にてご紹介したいと思います。それにしても、地元の高校生諸君は通学でこのような列車に乗れるなんて羨ましいです(『SL人吉』クン運行日に合わせてなので、毎日ではありません)

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