2008/04/07(月)06:15
新発見 黄色いピーナッツのような黄色超巨星の近接連星系
「2つの黄色超巨星からなる近接連星系という、連星系の類では新種のものが見つかった。
これは、オハイオ州立大学の研究チームが発見したもので、「アストロフィジカル・ジャーナル」レターズ誌に発表された。この天体はM81銀河の衛星銀河「Holmberg IX」の中に存在する。チームは2007年の1月から10月にかけ、アリゾナの「LBT」 望遠鏡で観測を行い分析を続けてきた。
この連星系を彼らは"yellow supergiant eclipsing binary"と呼んでいる。スペクトル型がG型(黄色)の超巨星どうしが極めて狭い間隔で公転しあっており、両者はかなりの部分を共有している。その形はピーナツに似ていると見られている(想像図)。両者は共に太陽の15ないし20倍の質量を有すると考えられている。しかも彼らは、同様の連星系を小マゼラン雲にも見つけている。(スペースサイト!)」 宇宙にピーナツのような星があるとはビックリですね。きれいですね。こちらはオハイオ州立大学のホームページに掲載されていました「コーヒー宇宙」です。コーヒーを飲みピーナツを食べながら宇宙に思いをはせるのもたまにはおつなものかもしれませんね。