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子供の肥満

子供の肥満は「3歳時の生活習慣の乱れ」が原因

人間だけが肥満しています。何をどう食べたらよいかは遺伝子が一番よく知っています。肥満した元気な高齢者がいないように肥満は最大の健康阻害要因です。体脂肪だけを減らす正しいダイエットに努力したいと願うあなただけを支援いたします。
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◆富山医科薬科大などの研究チームがまとめる
これは、富山県内の1989~1990年生まれの約1万人の子供を7年間追跡調査してわかったもの。3歳時、小学1年時、4年時の計3回にわたって体格測定を行うとともに、生活習慣や家庭環境について両親にアンケートをとった。
その結果、3歳時に「朝食を時々食べる」「おやつの時間を決めていない」と答えたグループは、「朝食を毎日食べる」「おやつの時間を決めている」グループに比べて、小学4年時に肥満になる率が1.2~1.8倍高かった。また、3歳時に「睡眠時間9時間未満」だったグループは、「11時間以上」のグループに比べ、やはり肥満の率が約1.5倍高かったという。

肥満の子供が増えてきていることは様々な調査報告からも明らか。なぜ子供の肥満がそんなに問題になるのかというと、大人になっても肥満のままである確率が高く、糖尿病や高脂血症、高血圧、心疾患などの生活習慣病にかかりやすくなるため。また、肥満が原因で自信が持てずに気持ちが不安定になる子もいるなど、精神的な側面もあわせ持っている。子供は少しくらい太ってたほうがかわいい、といっても、限度があるのだ。
好きなものを好きな時に好きなだけ食べる、夜遅くまでテレビやゲーム好き放題、外で体を動かさない……こうした生活が続けば、肥満になるのも当たり前。また、長年の生活習慣はなかなか簡単に変えられるものではないことは、皆さんもおそらく経験上ご存知だろう。子供の将来を考えるなら、小さな頃からきちんとした生活習慣が身につくように導いてあげたい。

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