隠れ肥満急増隠れ肥満が急増している
以前から専門家が指摘していた問題です。 戦後、食事が欧米化してガン・心疾患・脳卒中・糖尿病・高血圧・高脂血症などの生活習慣病が急増した。 近年、食事がコンビニ化・ファーストフード化・ジャンクフード化・お菓子の主食化・外・中食化・加工・調理済み化した。 日本の若者中心のこんな食生活は、人類の歴史上経験がなく、どんな生活習慣病がでるか予測のつかない未体験ゾーンに突入している。 すぐキレる。 根気がない。 すぐ疲れる。 味覚障害。 立っていられない。 不妊が多い。 先天性異常児が多い。 など、兆候がでていると指摘されているのです。 ********************************************************************** 20歳前後の若年女性の身体状況と生活習慣を調べたところ、運動不足やバランスのよい食事をとっていない女性に「やせ体型」や「隠れ肥満」(標準体型だが体脂肪率が高い)が多く、やせ体型の女性は骨量も少ないことが京都府立大の東あかね教授(健康科学)、西智栄子助手の研究でわかった。 5月21日から仙台市で開かれた日本栄養・食糧学会で発表された。 調査は、京都市健康づくり研究助成を受けて2001年から02年にかけて実施、同大学の女子学生136人(2年生、肥満者を除く)のデータをまとめた。 標準体型(BMI18.5~25)だが体脂肪率が25%を超える「隠れ肥満」の学生は45%いた。アンケート調査から、魚介類や小魚を週に1回も食べていなかったり、煮物や果物を毎日食べていない学生に「隠れ肥満」が多いことが分かった。 やせ体型(BMI18.55以下)の学生は16%で、魚介類や小魚を食べていない学生に多く、骨量も標準体型の学生に比べて少なかった。 また、週に1回も20分以上の運動をしていない学生の7割が、「やせ体型」か「隠れ肥満」になっていた。 東教授は「バランスの良い食生活という以前に、買ってきたおにぎりとお茶だけなど、ちゃんとした食事になっていないのではないか」と指摘、「食生活の改善や毎日の運動が求められるが、自分の身体についてきちんと知るだけでも、意識が変わって生活に気をつけるようになるでしょう」と話している。 (出展:京都新聞) ●HOME 「健康増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさ、幸せを探求する研究所」に戻る ⇒ |